【肥料】初心者が教える根を元気に育てる微粉ハイポネックスの裏技【買って損なし】

観葉植物

みなさん、こんにちは!園芸楽しんでいますか?

今年も暑いですね、まだ暑いですが少しずつ秋めいた季節になってきましたね。

植物もこの暑さにバテています。そんなときにもおすすめ肥料「微粉ハイポネックス」の使い方や効果について解説していきます。

初心者が迷いがちな肥料について微粉ハイポネックスのより効果的な使い方や活用方法も合わせてご紹介していきます。

株をコンパクトでがっしり育てたい方とりあえず液体肥料は買ったけどもう一歩植物のために何かしてあげたい方植物の成長を加速させたい方は最後まで是非御覧ください。

そもそも肥料ってなんのために必要なの?

三大肥料の 窒素‐N、リン酸‐P、カリ‐K って聞いたことありませんか?

それぞれ葉肥(N)、実肥又は花肥(P)、根肥(K)なんて呼ばれたりしますね。

これを簡単にいうと植物が自給自足出来ず、外部から補給が必要な栄養素が私達がよく見る肥料です。

自然界では、落ち葉や虫、動物・虫の死がいや微生物によって常に循環してこのサイクルが完成しています。しかし、小さな鉢の中で植物を育てていると中々すべてを補うことは出来ません。

そこで足りないものは「肥料」という形で補ってあげようぜ!ということで私達は定期的に植物へ肥料をあげたりお世話してあげますよね。

もちろん鉢の中で上であげたような微生物や土壌細菌の循環が行われていれば、追加で肥料なんていりませんが、虫とか室内にいるのはあまり気持ちの良いものではありませんよね。

ちなみに窒素‐N、リン酸‐P、カリ‐Kはそれぞれ下のような効果があります。

N窒素光合成に必要な葉緑素や核酸等の構成元素で葉や茎の生長に関与する
窒素過多‐軟弱化(人でいうメタボ)、病害虫や冷害への抵抗性↓
窒素不足‐葉の淡黄色(いわゆる肥料切れの葉の症状)、矮性
Pリン酸核酸・酵素の構成元素で開花・結実を促進する。実以外でも必要とされる。
活発な代謝を支えるATPや糖リン酸以外に細胞膜の成分にも使われる
リン酸過剰症‐出にくいが結果としてMg・亜鉛・鉄欠乏を誘発し、開花・結実を遅延する
Kカリウム細胞の膨圧維持による水分調整(浸透圧調整)に関与し、根の成長を促進する
K過剰症‐出にくい。ただしカリウム過剰はカルシウム・マグネシウム欠乏を誘発
少ないと根は主根付近のみに形成、側方の根の成長は制限される
微粉ハイポネックスってどんな肥料

改めて微粉ハイポネックスの成分をみてみましょう!

N(窒素)6.5、P(リン酸)6、K(カリ)19 とえらくカリが多い事が見て取れますね。

アメリカで開発された、植物の育成に必要な各種栄養分をバランスよく含み、水に溶けてすばやく効く即効性の肥料です。

こんな時に効果的!

・花・葉の色がさえない
・生育が遅い
・徒長気味で弱々しい
・室内で日光が不足している
・株を丈夫にしたい
・暑さでバテ気味

・寒さで弱っている

見た目は白い粉が粉末状になっていますね。

大きな特徴としては、カリ成分が多くプラスしてカルシウムも入っているので「株をコンパクトに育てる」のに適した肥料となります。

ビョーンと伸びてしまっていると少しマヌケな感じになってしまいますし、個人的にはガチっとして盆栽のような雰囲気のある株姿が大好きなので愛用しています。

微粉ハイポネックスは、保証表も面白くって

窒素は硝酸性窒素の割合が他の肥料よりも多くなっていたり、溶けにくいという口コミもありますが、可溶性リン酸6%の内水溶性リン酸が4.5%逆に言えば残りの成分は水に溶けにくい成分(根酸によって溶ける)だということも分かりますね。(ちなみに溶けない成分にはリン酸成分やカルシウム成分らしいのでそのまま溶けずに土の上に残っても問題なしです、ゆっくりと溶ける緩効性肥料となります。)

微粉ハイポネックスの使い方

基本的な使い方は、付属のスプーンで計量して水に溶かして使用します。

観葉植物であれば、500倍なので水1Lに対して付属スプーンの大きい方(2g)1杯

葉面散布なら、1000倍なので水1Lに対して付属スプーン小さい方(1g)1杯

使用間隔は、1週間に1度を基本として、最低3〜4日は開けること、土の表面が乾いている事を確認してご使用下さい。

とここまでが普通の使い方ですが、ここからはズボラさんおすすめの使い方

上で少し書いた様に微粉ハイポネックスは、水に溶けない成分も入っており、これも大事な成分なのです。これを余す事なく使うのであれば土の上にふりかけちゃえば良くないと!

ちなみにハイポネックス公式でも裏技としてこの方法も紹介されていましたよ!

与える量の目安は、土1Lに対して0.5〜1g程度 鉢の大きさ(用土の量)で変わります。

使用の頻度は、水で薄めるた時と同じで1週間に1度を基本として、最低3〜4日は開けること、土の表面が乾いている事を確認して使用すればOK。

土にふりかけて

少しすき込んでリキダスで水やりでOK

根に刺激を与えるためにもリキダスを併用することをおすすめします。

リキダスの記事はこちらへ

使ってみてメリット・デメリット

この商品は、ほぼデメリットは感じていません!

溶けにくさも用土にパラパラで解決です。

私自身のコツとしては、少なめ少なめを意識して使っています。

多いと植物もメタボになりますし、少なくても即効性の肥料なのでガシッとコンパクトに成長してくれると思っています。

最後に勘違いしやすいのですが、弱っている株に関しては肥料はおすすめしません。

使えそうな事が書いてあったりしますが、それよりもよく観察して湿度を高めたり、水やりの頻度を見直したり、日当たりを改善した上で使ってあげましょう!

新芽が動いていれば基本的には、薄めの倍率で使っていくといいかもです。

ぜひほか肥料と併用してバランスのよい植(食)事を!

→湖の恵記事

植物を元気にしちゃう白い粉

失敗しない園芸を提供してくださるハイポネックス社様に感謝を!

一緒にがっしりした株を作ってみないか?笑

今日も皆様が良い一日を過ごせますように! ばーい!

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