【観葉植物】とってもメルヘン?ソフォラ・リトルベビーの室内での育て方【まるで盆栽】

観葉植物

今回は室内でソフォラ・リトルベイビーを生育環境や育て方のコツについてお伝えしていきます。

お水大好き・お日様大好きなソフォラ・リトルベイビー、通称メルヘンの木

クネクネ曲がる枝と小さな小葉の組み合わさが可愛いソフォラ・リトルベイビー

そして育てるのが難しいと話題のソフォラ・リトルベイビー

可愛いけど管理が意外と大変な植物ですが、とてもかわいい植物です。

屋外で育てるのがいいよとまとめられてしまうことが多いソフォラ・リトルベイビーですが、室内で元気に育てられないか試行錯誤した日々のまとめです。

虫嫌だし外には出したくない、室内で低予算でなんとかしたいんだ!という方の参考になれば嬉しいです。

わざわざ外に持ち出してでパシャリ、お気に入りの植物です。

ソフォラ・(プロストラータ・)リトルベイビーの基本情報

【科名・属名】マメ科 ソフォラ(クララ)属

【学名】 Sophora prostrata ‘Little Baby’

【別名】メルヘンの木

【原産地】ニュージーランド・チリ

園芸店員さんのお話では自生地では、ほぼ保水性のない砂利のような土壌なんだそう。

轢だらけで水捌けがかなりいいとの事、よって地植えでは常に酸素も水も循環するような環境だと

下でも出てきますが、「水捌けよい用土でジャージャー水あげて」っていうのは自生地の環境からくるアドバイスみたいです。

2~3mmほどの小さな葉をつけ、枝がジグザグとした樹形が非常にユニーク。株が充実してくると、初夏にインコのくちばしのような黄色い花を咲かせるそうです。

うちのコは剪定を繰り返しつつ小さく小さく育てています。

このシルエットがたまらないですよね、ぐへへh

ソフォラ・リトルベイビーの特徴

可愛らしい小さな葉っぱ

上でも書いた様に2.3mmの小さな葉が左右に羽を広げるようについています。

小さい葉っぱは見ているだけで可愛らしく人気なのも頷けますね。

目を凝らすと葉脈もきちんとあって生命力を感じさせてくれます。

ジグザグとして細い黄金色の枝

この植物はなぜか自分からジグザクと曲がって枝葉を成長させていきます。

そんな姿も可愛らしくもありながら私はどことなく「盆栽」のような雰囲気もあり

鉢によって洋風にも和風にも馴染む、インテリア性の高い植物だと思います。

だんだん幹割れしてきて中からきれいな幹肌を覗かせます。美しいですね。

新芽の季節はコントラストが美しい

濃い緑と新芽の淡い緑のコントラストが美しいのです。

我が家の生育環境

ちなみにネットで検索するソフォラ・リトルベイビーの情報は結構カオス

耐寒性は弱いってひともいるし強いって書いている記事もあれば室内では育たないと言っている人も

ちなみに私ななぜか室内で元気に育ててみると謎の対抗心を燃やして室内での試行錯誤で育成中です。

【温度】年間15℃以上キープ 時期によりエアコン24時間使用

    現在8月は25〜28℃とエアコンつけないと暑いです。

【湿度】年間40〜60%範囲 概ね40後半〜50%程度

【置き場所】長方形リビング窓から少し離れた棚上 

夏・冬問わずある程度明るい室内といったところでしょうか

ちなみに以前記事にしたポトス・エンジョイさんもこちらに引っ越し中

【明るさ】晴れ日中3000ルクス〜 曇りの際は500〜2000ルクス程度

     レースカーテン・ウッドブラインド越しの光 曇りの時も読書は出来る明るさは十分あり

     (500ルクス以上)

【鉢】カネヤ産業スリット鉢3号 + セリアのストーン調プランター

このままストンと入れてます。

中にはこの前までは軽石を入れており、現在はセラミスにして水切れ防止しています。

結構水は好きだと感じているので小さめの鉢で、どんどん水やりして鉢カバー内にも5mm程度水を貯めて水切れしないようにしています

【用土】オリジナル用土+湖の恵

赤玉、鹿沼、日向土、活性炭、ベラボン・プレミアム の無機質中心の用土

室内という屋外よりは環境の悪い中でも元気に育つ用土ですので参考にどうぞ↓

おすすめのオリジナル用土のお話はこちらを御覧ください

   そこに加えて肥料+保水性UP目的に湖の恵配合しています。

   エバーフレッシュと同じ配合イメージ

【風】風がよく吹く日は、エアコンを節約して窓全開で通風させています。

   近くに24感換気の排気口がありますが、まああまり期待せずで

   ちなみに以前はエアコンの前に置いていました。

   園芸でのタブーですね。(エアコンの風枯れるってヤツ)

この斜め上にエアコンあり、時期によっては24時間稼働中です。

小さい葉っぱが沢山の羽状複葉の系の葉なので蒸散が激しく水切れに弱いと予想されます。

しかし、1年以上この場所で夏も冬もエアコンの風に当たり続けていますがほぼ落葉しませんでした。

おろらく乾燥<水切れを嫌う子なのではないかと思います。

園芸店員さんのアドバイスで、水はけの良い土でガンガン水あげても大丈夫!(最初信じてなかったけど)とのことだったので気が向いたら水やりしてしっかりと鉢内の水分と酸素を循環するようにしています。

水切れさせなければ意外と丈夫だなと感じました。

多分小さめの鉢でお水ガンガンあげるか、大きくしたい人は大きめの鉢でしっかり乾湿繰り返すのがいいのかなと思います。

私は小さいBONSAIみたいな雰囲気を楽しみたいので小さく水やり頻回で代謝を上げる方向で育成中。

初心者なりに一生懸命育てておりますが、やや葉徒長気味で乾燥しやす環境のため葉は大きめです。

しかし枯れずに環境に馴染む力があり、意外と育てやすいとかんじました。

いくつかの葉はタラーンとお辞儀してしまっています。

【植え替え】注意点としてはマメ科は根が極端に乾燥を嫌う事

用土を落とす場合は、バケツなど水の中で作業を行い根を出来うる限り乾燥させないことが大切です。

根が実際に見てみるとかなり細くて繊細そうです。

たくさんの水は溜め込まず、適時用土から水を吸収している事が予想されます。

鉢増しする際は、一回り大きい鉢に根鉢を崩しすぎないようにして移して、用土を追加してあげるといいと思います。(私は小さく育てたいのでソフォラ・リトルベイビーではやったことないけど)

【剪定】何もしないとソフォラ・リトルベイビーは矢じり状に頂芽優勢の傾向が強いです。

一箇所がぴょーんと伸びてしまいます。

上がピョーンと伸びる

なので自分の好みの高さでパツンと剪定してあげると他の場所から新芽が出てきます。

葉の展開は、比較的早いので恐れずに好みの樹形目指してカットしちゃいましょう。

ソフォラ・リトルベイビーは多少の耐陰性はありますが、明るい環境の方が好きな植物です。

正直少し薄暗いかなって場所でも元気に新芽出してくれていましたが、上の画像の様に葉が徒長気味に育ってしまします。

出来るだけ明るい特等席を用意してあげると葉が密になって可愛いと思います。

我が家の環境だとこのくらい葉が大きくなってしまう

密にはなりませんが、元気には育っていると思います。

そのためか我が家では虫の被害はありませんが、他の方の情報をみているとハダニやカイガラムシが付きやすいようです。

つかないとは言えませんが、乾燥した葉よりも適度に湿度がある環境にいる葉の方が虫はつきにくいと感じています。

水やりの方法

基本的には、表面がほんの少し乾いてきたらしっかりたっぷりとあげています。

水はけのかなり良い用土であれば表面数センチ乾く前位に水やりしていても根は白く元気でした。

ただ我が家は「湖の恵」という植物性堆肥を入れています。

元気な理由は、羽状複葉のため肥料食いでご飯をたっぷり食べているからなのか水をしっかりもらえているからなのか、どっちと断言出来ないです。

しかし、ソフォラ・リトルベイビーは私の考えでは停滞水は嫌いでもお水・光・肥料大好きだと思います。

液体肥料を使う方は薄め薄めで頻回に与えてみてください。

吸収の速さとしても週1〜2回くらい5000倍に希釈すれば枯れずに元気一杯でした。

葉水も好きな植物だと思います。

葉の裏表にしっかりシタタールほど水を浴びさせて、夜までにはしっかり乾いているように、風通しを良くするように管理しています。

ポロポロと落葉してしまったら

落葉してしまう前に水切れさせている可能性が一番高いのではと感じています。

カラカラに乾燥させてしまったら→たっぷりと水やり→30分水を切って→鉢密閉

杉山さんの動画参考にどうぞ

水があれば基本的にはエアコンの風に当たろうとも落葉しないくらい丈夫です。(我が家環境)

とにかくマメ科で根が細い植物は水切れに弱いです。

乾燥も葉の乾燥よりも根の乾燥に注意するといいんじゃないかなと感じます。

我が家のソフォラ・リトルベイビー

屋外の方が光も風もあって大きい鉢でも管理が楽なのだと思いますが、

家にスペースがない!、大きくはなってほしくはいという方は

我が家の様に小さめの鉢で水やりは頻回に、剪定で好みの大きさに小さく小さく育ててるのも楽しいのではないでしょうか?

成長していますね〜、うん、可愛いね 笑

この影の感じがたまらんのですよ

一般的には室内で育てにくいと言われているソフォラ・リトルベイビーでしたがいかがでしたでしょうか?

室内での植生活の参考になれば幸いです。

今日も良い一日を! ばーい!

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