今回は、「初心者 観葉植物 オススメ」なんて検索すると必ずと言っていいほど名前が上がる
ポトス のオススメ品種の紹介をしていきたいと思います。
Enjoyの名前の通り眺めて良し、育てても丈夫と植生活が楽しくなる品種です。
そんなポトス・エンジョイの育て方・栽培環境、実施に育ててみて注意点なども踏まえてご紹介していこうかと思います。
最も美しいと呼ばれるポトス是非ご興味あれば最後まで御覧ください。

育てて1年くらいでしょうか? だいぶモリッとしてきました。
そもそもポトスってなんだ?
美味しそうな名前だね、いやそれ、ポトフなんて言い間違いが起こりやすい植物「ポトス」
サトイモ科の蔓性の植物で、自生地では木などに着生してどんどん上に登って葉を大きく展開する植物です。
日本では沖縄などの琉球諸島・小笠原諸島などでも自生しており、成熟すると葉がモンステラの様に切れ込みも入って美しいですよ。
主に自生しているのは、ポトス・ゴールデンと呼ばれるTHE・ポトスといった見た目の緑の葉っぱに黄色い刷毛目といったものが多いです。
なにを隠そう僕も真剣に植物を育て始めようと思い立った時に買ったのが、100円ショップで売られているポトス・パーフェクトグリーン(真緑のポトス)とガジュマル(のちの ◯ンチン)でした。
このパーフェクトグリーンも大のお気に入りでしたが、色々実験していてNEKOチップを試したときに枯らせしてしまったんですよね。この時はめっちゃ落ち込みました。
脱線しましたが、その後に園芸店に初めて行って購入したものがポトス・エンジョイになります。
いやー、最初は小さい3号のプラポットだったのにだいぶしっかり育ちましたね。

このポトス・エンジョイの特徴は美しい斑と成長がゆっくりという事
ポトスという植物は、基本的にガンガン行くぜ!みたいな生育旺盛でツルもどんどん伸びるよって感じの植物なのですが、このポトス・エンジョイが発表された際は本当に革命的だったと聞きます。
比較的寒さにも強く(ポトスの中では)丈夫に育ち、ゆったりと生育するためメンテナンスも楽
そしてルックスも抜群という。 植物界の伊藤健太郎さんみたいな植物ですね(←?)
簡単に育てられて美しくて 安い・早い・美味いを地でいってますね!
鉢は黄色をチョイスして 美しい✕可愛い=もっと美し可愛い ですね。
なんか黄色は縁起良さそうだし、北欧っぽく少しポップな色使いで遊びゴコロも取り入れてみました。
ポトス・エンジョイの基本情報
【科名・属名】サトイモ科 エピプレムナム属(ハブカズラ属)
【学名】 Epipremnum aureum “N’Joy”
【原産地】一般的にはソロモン諸島と呼ばれているようですが、2004年にイギリスのアロイド学者に
よってフランス領ポリネシア ソシエテ諸島のモーレア島が原産地と判明しました。
遺伝子的にも自然林から採取された標本と我々が親しむポトスと同じだった事も分かって
おり、モーレア島にある野生種であり、固有種だった事も判明しているそう。
そしてそれまで原産地とされていたソロモン諸島には野生種として生えていないことも分か
っています。驚異的な繁殖力で帰化・野生化してのかも知れませんね。
ぜひ友人が間違っていたらドヤって解説してあげましょう!
(注:なお友達が怒っても責任は一切負いません)
日々研究・進歩があり楽しいですね。ちなみにエンジョイは園芸品種になりますね。
ポトス・エンジョイの特徴
美しい斑入りの葉
ちなみに私は読めましたけど、妻は「斑」が読めませんでした。「ふ」と読みます。
(理系妻頭はめっちゃいいのに読みだけは苦手なんですよね。たぶん活字が苦手なんだと思う)
初めて見た方にも、これ本物なの?造花じゃなくて?って驚かれるくらい
まるで作り物みたいな葉をもつポトス・エンジョイの葉
ゆっくりと葉を展開してくれますが、次はどんな葉が出るのかとワクワクさせてくれます。

美しい斑入りの葉

葉水が乾かないとシミになりやすいかも
最近は葉水や葉面散布のコツも掴んできてだいぶキレイに育てられる様になりましたが、最初はビタビタに暇あれば濡らしていたので少しシミ・そばかすができてしまいました。反省です。

しみっぽい点々が所々に
でも美しく展開したときの喜びもひとしおですよ。
とにかく丈夫・育てやすい
丈夫な植物の条件で以前お話しましたが、ポトス・エンジョイは当てはまりません。
葉は比較的厚めであるも、斑入りだし・小さい葉が一杯だし
しかし、元々ポトスが生育旺盛であることもあり、強健な性質はしっかりと受け継がれています。
元々はマーブルという品種の突然変異で生まれたもので世界最大規模の花市場である2007年のアールスメール花市場でノミネートされ、翌年に日本に輸入され栽培がスタートした経緯があります。
美しい斑というのは、裏を返せば葉緑素が少ないことを意味します。
成長はゆったりと(それでも他の樹木系の植物より早い)しながらも日陰でも耐え、水やりを控えめで管理すれば我が家の玄関でも冬越しできました。(1ケタ〜程度の温度)

ゆっくりと成長する
葉緑素の話もありましたが、成長はポトスの中では控えめです。
形が極端に乱れてしまうことなくお行儀よく成長してくれます。
我が家もこのまま育てていって床スレスレまでは垂れさせて飾りたいですね。

下からポトス・エンジョイ、シェフレラ・コンパクタ、モンステラ・デリシオーサ
我が家の生育環境
【温度】年間15℃以上キープ 時期によりエアコン24時間使用
ポトスは15℃あるといいね!20℃あれば最高だね!!だそうです
留守中エアコン切るご家庭は、少し水やりを控えめにすると根が寒がりません。
【湿度】年間40〜60%範囲 概ね40後半〜50%程度
【置き場所】リビング南側 壁沿い
左右に窓はありますが、年間通してほぼ直射日光なし
間接光・LEDの光中心
【明るさ】晴れ日中3000ルクス〜 曇りの際は500〜2000ルクス程度
レースカーテン越しの光 曇りの時も読書は出来る明るさは十分あり
(500ルクス以上)
3コインズのプランタースタンド使用中
【鉢】4号化粧鉢 釉薬あり ダイソーの立体鉢底ネット使用
ちなみにぐるぐる仕立て中でヘアピンで固定してムギュっとさせています

【鉢底穴】1つ 涙ポッチで浮かせて通気性確保
【用土】オリジナル用土
赤玉、鹿沼、日向土、活性炭、ベラボン・プレミアム の無機質中心の用土
おすすめのオリジナル用土のお話はこちらを御覧くださいちなみに植え替え前はベラボン・プレミアム+軽石配合の某ヌコチップ風で植えていました。
悪くはないけどやっぱり我が家の環境では乾きにくいので春に植え替えを行いました。
【風】風がよく吹く日は、エアコンを節約して窓全開で通風させています。
この右側の壁にエアコンがありますが、風向きを変更して直風は回避していますが、やや乾燥し
やすいのは否めません。

ポトス・エンジョイは自体多少の耐陰性はありますが、明るい環境の方が好きな植物です。
しかし直射日光は葉焼けしやすいためあまりおすすめしません。
やるなら徐々に徐々に明るい場所にならしてから移動していきましょう。
むしろ特等席に置かなくてもいいのでたくさんの植物に囲まれたい方は、むしろ嬉しいかも。
水やりの方法
基本的には、表面が乾いたらしっかりたっぷりとあげています。
中には葉がクタッとするまでしなくて良いと書いている・紹介している動画もありますが
そこは初心者のうちは基本に忠実に、過乾燥で根を傷めないようにしていきましょう。
垂れるタイプの植物なので、葉先は少し栄養が行き届かなくなる事もあり小さくなってしまうので
薄め薄めの液体肥料で葉面散布を朝のうちに行っています。
夜までにはしっかり乾いているように、風通しを良くしていくようにしています。
我が家のポトス・エンジョイ

美しい
しかし、色々回転させているせいか伸びたツルがグンッと曲がっています。

これからはあまり動かさず、じっと我慢して成長を見守ります。
まとめです。
・まるで造花のような美しい斑
・丈夫で育てやすい
・比較的園芸店でも安く手に入るので(500円程度)買える

みなさまの参考になれば幸いです。
今日も良い一日になりますように! ばーい!
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