妻に久しぶりに植物購入の許可がおりたので早速購入した植物を 自慢 紹介していきたいと思います。
小さな葉っぱが集まってふさふさして何だか軽やかな見た目のエバーフレッシュのご紹介です。
今回は、どんな用土を使用したのか、育成環境などまとめていきたいと思います。

皆さんは、エバーフレッシュと聞いてどんな姿を想像しますか?
曲がりや細長い姿が一般的ではないのかなと思いますが、最近テーブルサイズだけど幹太のエバーフレッシュが気になって仕方がありませんでした。
先日、イオンモールの提携の花屋さんでこのコを発見!
ダメ元で大蔵省(妻)に相談してみるとまさかのOK!!
普段から家事頑張っていて良かった←
そんなこんなで幹太のエバーフレッシュGETだぜ!!

植え替えて4号鉢ですが、親指よりも太い幹 お値段¥1.580なり
個人的にめっちゃお買い得でした。
園芸店だと同じうような太さでも5000円以上しており、お小遣いパパには辛いです。
もちろん、園芸店の方が移動のストレスも回復し、葉も展開してているのですが、、、
やっぱりコスパも大事だよね (5000円<値段✕見た目✕食欲)
エバーフレッシュは葉の展開も早いと聞くので剪定もしてのんびり楽しみたいですね。
エバーフレッシュの基本情報
【流通名】エバーフレッシュ
【学名】Cojoba arborea var. angustifolia (コヨバ・アルボレア・アングスティフォリア)
var. angustifoliaとは「幅の広い葉を持った変種」という意味だそう
【和名】アカサヤネムノキ
【原産地】南米・東南アジア
ボリビアやブラジルなどが有名です。
自生地は平均気温は、25℃程度と高温多湿な環境
スコールによって濡れては乾くを繰り返すのも特徴でしょうか。
エバーフレッシュの特徴
流通名の方が有名なのでココからはエバーフレッシュで統一します。
【涼し気な見た目】
エバーフレッシュの様な葉っぱの事を『羽状複葉』と呼びます。
遠目で見ると大きな葉っぱに見えますが、小さな葉っぱが何枚も連なって出来ています。
そよ風にそよぐ姿は、どことなく優しく涼しげで癒やされます。
この羽状複葉の特徴として、とにかく蒸散しやすい→水を欲しがると言う特徴があります。
よってエアコンなどの影響も受けやすいと言われており、湿度が低いとポロポロと落葉してしまうこともあります。
この羽状複葉の葉っぱほぼ=水欲しがる と思って育てましょう。
例ですが、他にもアジアンタムやソフォラなども水は好きな植物ですよね。
【就眠運動】
エバーフレッシュって道に生えてなかった?って思う方も居たかもしれません。
よく道端に生えているのはネムノキの仲間でエバーフレッシュはより観葉植物として園芸に特化した品種だと思われます。
このネムノキの仲間には面白い特徴があって葉が時間帯によって閉じたり開いたりするのです。
これを「就眠運動(睡眠運動)」とよびます。
より植物の「生」を感じてペットみたいで可愛いですよね。

開いている時

閉じている時
まだ原理は分かっていないようですが、夜の蒸散を抑えるとか夜行性の虫に葉が食べられないようにするためとか、葉が縮む事で株元へ水を流しているとか色々言われていますね。
ある研究では、マメ科の植物自身が一定の周期で就眠運動しているとも言われており今後の研究も楽しみですね。
ちなみに皆さんは、こういうウンチクは好きですか?
私は自分の好きなモノは調べて出来るだけ深く知れたら嬉しいのでちょこちょここんな豆知識も出てくると思いますが「へぇ、そっか」くらいで聞いていただけると嬉しいです。
我が家の生育環境
【温度】年間15℃以上キープ 時期によりエアコン24時間使用
【置き場所】リビング南側
【明るさ】晴れ日中5000ルクス〜 冬は午後から直射日光も入るため10000ルクス〜の時も
レースカーテン越しの光 曇りの時も読書は出来る明るさは十分あり(500ルクス以上)
【鉢】四号洋蘭鉢 購入時は生産用のスリット鉢+セラアート長鉢にスポッとはいっていました。
【用土】オリジナル用土
赤玉+鹿沼+日向土+活性炭+Pベラボン に加えて 湖の恵


乾きやすく腐りにくい配合のオリジナル用土に2割程度植物性の有機堆肥(肥料)を追加しました。
より保水性を高めた配合でお試ししてみました。
【風】夏なのでサーキュレーターにて循環中 こっそり角の植物方面へ送風しています
エバーフレッシュ自体、多少の耐陰性はありますが明るい環境の方が好きな植物です。
室内という屋外より環境が悪い場所で生育していくなら出来るだけ日当たりの良い場所がベストです。
あまり日当たりが確保出来ないとの事であれば出来るだけ大きな株を購入することをおすすめします。
しっかり成長していれば根量も多くなるので、多少の日当たりが悪い環境でも耐えてくれると思います。
オリジナル用土のお話はこちらから
植え替えについて
マメ科の植物は、水切れ→乾燥を嫌います。
根っこを見ると細いものが多いですよね。
水分を根に溜め込めないため、吸い上げて乾いて吸い上げてを繰り返すと思われます。
つまり、根を乾燥から守りながら植え替えが必要です。
よって植え替えする際に、根鉢を崩す様なダメージ与えてしまう場合はバケツなどに水を張ってその中で優しく根をほぐして下さい。
もし、同じ用土で大きな鉢に植え替える(鉢増し)場合は、根鉢をそこまで崩さなくてもOKです。
しかし、今回は生産者の土→無機質多めの有機質混合用土への植え替えなので元の土はしっかり落とします。
しっかりと元の土を落としたら
植え替える鉢に試しに入れてみてどの高さまでで植えようか位置を決めます。
この時に鉢よりもはみ出す根っこは心苦しいですが、カット氏ていきましょう。
マメ科の植物は、蒸散が激しいと上でも書きましたが根を傷つけたら剪定も一緒に行いましょう。
イメージは1/3程度葉を減らしましょう。

イメージですが、点線の部分(先端か後ろの方)をカットしてスッキリと
この時にネメデールなどあれば整理した植物をネメデール浴させてあげます。
30分〜1時間くらいつけたら鉢に土を少しずつ入れて株を固定して完成です。
丁寧に行うなら割り箸等で支えてあげると中心が決めやすいですが、まああまり神経質になりすぎずに楽しみましょう。植え替えはすればするほど上手くなります。(実体験)

最後、私はリキダスを規定倍率に希釈して微塵が無くなるまで水あげして完成です!
ちなみに市販の土を使う場合は水→微塵無くなる→リキダス水の順でOKです。
まとめると
1.バケツで用土落とす
2.根っこを鉢に合わせて整理
3.ネメデール浴
4.お好きな用土で鉢にセット
5.微塵を洗い流す・リキダス水
今回はこんな流れで行いました。

スッキリしちゃって少しさみしいけどココから成長を願って
水やり
我が家の上記の環境で3日目には表面が乾き出しました。
今の時期だど3〜4に1回の水やりでなんとかなりそうです。
水やりのタイミングは、
・表面の土を摘んで、パラパラして手につかない
・持ち上げてみて重さを測る (最初はスケールにて計量をおすすめします)
→大体濡れた時から70%位乾いてきたらが一つの目安にしています。
・色で判断

濡れている

乾いている
私自身、鉢の中までしっかり乾かしてっていうのはやり過ぎに感じています。
鉢の中は完全に乾かしてしまうと根がカラカラになってしまうのでよりダメージになりかねません。
よって我が家では、どの植物も基本的には表面がしっかりと乾燥してきたら鉢底からたっぷりと出るくらいの量(最低でも鉢と同じ量の水)で洗い流すイメージで水やりしています。
なので昔ながらの「鉢の表面がしっかり乾いたら」というのは経験的にも理に叶っていると感じます。
まとめると
・水やりは、春夏秋冬どの時期も基本量はたっぷりと
・水やりの間隔は、表面がしっかり乾燥したら(鉢が軽くなったら)
・上記の方法で1週間に1度は乾く環境を整える
これは基本で上手に育てられています。
加えてエバーフレッシュは、日当たり良く・水切れさせないのが大切なのだと感じます。
園芸店の店員さんも水だけで根腐れは、基本しないとおっしゃっていて
・土の劣化(有機質の場合は用土の劣化・腐る、無機質の場合は物理性の悪化)
・根のダメージ(過乾燥により傷んで腐る)
・肥料の濃度(濃すぎる場合)
が多いと
確かにね!と 水耕栽培とかでは腐らないですもんね。笑
あとは鉢が大きすぎる場合とか外的要因もあるかも知れませんね。
大切なのは、鉢の中身を想像していく事なのではないでしょうか?

また成長記録も綴っていきますのでご期待下さい。
以上爽やかな見た目のエバーフレッシュの育て方・攻略方法となります。
またアップデートしたら記事にしていきますね。
皆様の参考になれば幸いです。
今日良い1日になりますように! ばーい!
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