【観葉植物】フィカス・ベンガレンシス・オードリーの育て方・攻略方法【白い幹が美しいアイツ】

観葉植物

我が家のシンボルツリー「フィカス・ベンガレンシス・オードリー」について

その育て方と攻略方法をご紹介いたします。

耐陰性もあり、寒さ・乾燥にも強く、生育も比較的早いので育てる楽しみを感じられます。

素人でもうまく育てるコツや飾り方も実体験を元に紹介していきたいと思います。

最後までご覧いただけると嬉しいです。

葉の美しさもさることながら白い幹との対比で、一鉢あるだけでコントラスト効果がすごいです。

人気なのも頷けますね。

フィカスって?

クワ科であり、一般的に「ゴムノキ」の仲間で生育旺盛です。

暗めの場所で育てられる種類も多く、栽培は比較的容易で観葉植物の入門によくおすすめされていますね。

世界の熱帯を中心に温帯まで約850種が分布しており、低木〜高木でなかには30mにもなるものも。

幹を曲げて株姿をつくったり、気根を活かして野性味のある姿を楽しんだり、枝をふやしてダイナミックな姿にしたりと工夫を凝らすことで永く楽しめます。

扱う際の注意点としては、フィカス属の多くの植物は傷がつくと白い樹液(大昔のゴムの原料)が出ることがあり、人によってはカブれたり衣類などにつくと落としにくいことがあるので注意が必要です。

手袋や汚れても良い服で剪定などの作業をしましょう!

曲げたり・剪定すると白い樹液が出ます

フィカス・ベンガレンシス・オードリーの基本情報

【科名・属名】クワ科 フィカス属

【学名】Ficus benghalensis ‘Audrey’

    日本に入ってくる輸入株はほとんどこのオードリーとの意見もあり、厳密にはベンガレンシス    

    とベンガレンシス・オードリーは違うものだそうです。

    ただ見た目ではほぼ判別出来ないとの事。

    オードリーの方が地植えで早くに幹が太りやすく、芽吹きやすく徒長しづらいそう。

    購入した業者さんのHpでは、ベンガルボタイジュの小葉のタイプとの記載もありましたが、

    たぶん初心者は全部「ベンガレンシス」でOKだと思う!

【和名】ベンガルゴムノキ

【原産地】インド、スリランカ、東南アジアの熱帯雨林など

     インドでは「永遠の生命」を表すとしており、ヒンドゥー神話の中でも「望みを叶える木」

     という意味があるなど縁起がいいですね。

フィカス・ベンガレンシス・オードリーの特徴

葉と幹のコントラスト

緑の濃い葉っぱに葉脈が浮き上がり美しいです。

そして幹もフィカス属の中では珍しく白いため見た目がTHE・ナチュラル

楕円の葉の形もどことなく優しげでお部屋に程よく曲線を足してくれて優しい雰囲気に。

葉っぱもよく観察してみるとベルベット様というのか産毛みたいにフサフサしていてついつい触ってしまいます。

表面積をかせいで早く乾くためなのか、僅かな湿気をキャッチするためなのかなぁ〜と

見ていて妄想が捗りますね。

とにかく丈夫・育てやすい

丈夫な植物の条件で以前お話しましたが、

緑の濃い葉っぱ、ぶ厚めの大きな葉、これは初心者でも枯らしにくい!

少しくらい日当たりが悪くても健気に耐えてくれます。

デカいサイズの植物は、枯らした時のダメージが心・お財布共にエラいことですが、

ベンガレンシス様は「私、枯れませんから」というが如く

きちんと春先に弄りさえすれば根も葉も見事に復活してくれます。

初心者でも生産鉢→スリット鉢へやや鉢下げになるような形になってしまいましたが上手に植え替え出来ました。

古葉が数枚落ちましたが、剪定も一緒に行ったので思ったよりダメージなく安心

このキレイな葉っぱが癒やされるんですよね〜

うちのコ可愛い

我が家のベンガレンシス様は、曲がりのタイプです。

テレビの近くに置いてあるので無機質なイメージを中和してくれてニマニマしてしまいます。

さらに自分で曲げる道具を制作して将来を想像しながら更に曲げています。

曲げると成長は、遅くなりますがストレスがかかり新芽が出たりして

息子達は、「葉っぱの赤ちゃん」と喜んで見つけてくれています。

ちなみに妻は、植物の横文字は覚えられないので「8800円」と読んでいます。

夏本番の今日このごろですが、日々新芽が膨らんでは出てきたりと観察するのが日課になっています。

我が家の生育環境

【温度】年間15℃以上キープ 時期によりエアコン24時間使用

【湿度】年間40〜60%範囲 概ね40後半〜50%程度

【置き場所】リビング南東側 TV横〜窓側

【明るさ】晴れ日中5000ルクス〜 冬は午後から直射日光も入るため10000ルクス〜

     レースカーテン越しの光 曇りの時も読書は出来る明るさは十分あり(500ルクス以上)

     最近はソファの傍において座りながら眺められる位置へ

【鉢】7号生産鉢→8号根っこつよし 用土の量ほぼ同じ〜下 鉢下げ気味

   園芸店の店員さん情報で根っこつよしという鉢すごく私は気に入っているのですが、用土の量は

   ややほかの鉢より少なくなりやすいと9号にすべきだったかと少し後悔です。

   現在は、鉢カバーも購入して長男にインテリアになったねと褒めてもらいました

【鉢カバー】グリーンシップ 10号シリンダー型

      ストーンとしているのでかなりの鉢に対応できもう少し鉢上げも対応できそうです。

      中に余った日向土を引いて安定性UPと湿度対策もしています。

【用土】市販品+オリジナル用土 2:1   +湖の恵

    室内向け観葉・多肉の土 硬質 Premium + ココチップ + 軽石

    通気性は確保して、大きなサイズの鉢ですが1週間に1度は乾く事を目標にしました。

植物性の有機堆肥(肥料)も追加してゆっくりと大きくなる手助けになればいいなと

ほどよく保水しつつ、よく乾く土を目指して配合してみました。

植え替え後、2ヶ月過ぎて室内でもどんどんと葉を展開してくれています。

【風】夏なのでサーキュレーターにて循環中 こっそり角の植物方面へ送風しています

   風がよく吹く日は、エアコンを節約して通風させています。

   吹き抜ける風が心地よくて、レースカーテンが左右へ風を運んでくれるのでいい節約になってい

   ます。(僕の体調と引き換えに

フィカス・ベンガレンシス・オードリー自体多少の耐陰性はありますが、

明るい環境の方が好きな植物です。窓際じゃなくても明るめの方が喜んでいる気がします。←

古い葉は落葉する事もあるかも知れませんが、新芽がしっかりと動いていれば問題なしです。

よく観察してあげて置く位置を決めてみてください。

フィカス・ベンガレンシス・オードリーのトピック

Q.気根を出したいがどうすればいいか

A.茎や幹を曲げると水分や養分などの流れが変わり、気根や新芽が発生しやすくなるよ

  気根出すには、小さめの鉢で管理して曲げて傷ついた所などから出やすい

  幹水でしっかりと湿度も高めておくと良いようです。

  なお我が家は、乾燥気味のため息子ズのインフル予防の50%前後がやっとな模様

Q.枝数を増やしたいです。

A.剪定しましょう。頂芽優勢のため天辺の方がよく育ちます。

  天芽を剪定してあげるとこで脇芽から動いてくることがあります。

  ちなみに園芸店員さんのおすすめ枝数を増やす方法は丸坊主にすることだそうです。

  →丸坊主(強剪定?)→芽が動き出したら芽かき 天芽をかくと他の芽がよく動く(頂芽優勢)

  いやお高い買い物なので勇気出ませんと もし勇気ある人やってみてください。

  僕は曲げてるくらいのストレスで芽を出させてみる努力します。

水やりの方法

基本的には、温かい季節は屋外で、冬はお風呂場でシャワーで雨を降らすように水やりを行っています。

どうしても育てているとベルベット状の葉の上にホコリがのってしまいます。

なので少し水圧を落としたシャワーで葉の表裏全体を洗い流す様にしています。

ジョウロで液体肥料をあげる際は、薄め薄めで10L分程度しっかりとあげています。

水→液肥・活力剤→水→液肥・活力剤と交互にあげています。

ちなみになぜ液体肥料は薄め薄めであげているかというと

端的に言うと「薄いアンモニア態窒素を植物にちょこちょこ与えたいため」です。

観葉植物は、好アンモニア植物が多いそうです。

なので硝酸態窒素をガンガン与えるよりもアンモニア態窒素を与えている方が生育に良いのでは?

と私は考えています。硝酸態窒素は吸収しやすいけど植物自体が還元しにくいなら

アンモニア態窒素を植物自身でうまく利用してもらえればいいんじゃね?と

しかし、アンモニア態窒素は量が多いと毒になるそうです。肥料焼けとかコイツが原因なのかと思います。

人間でも高アンモニア症になると吐き気や頭痛、呼吸器障害など全身症状がでてきますもんね。

植物もおんなじで濃すぎるのは良くないと思われます。

液体肥料の中のでも同じ事が言えるのではないかと言うのが私の見解です。

アンモニアというのは、硝化細菌によってすぐに硝酸に変わってしまうそうです。

薄く与えていくと陽イオンで吸着している中で両方うまい具合に利用してくれるんじゃないかな

と植物の力に全力で任せる方針です。

薄めの濃度について、YouTuberの方も「薄め」といいますが、なぜ?と疑問に感じます。

これは、私が納得しているだけなので間違っているかも知れませんが、植物から実際に分解される際に出てくるアンモニア態窒素量が5000倍くらいなのだとか

そうすると熱帯植物栽培家の杉山拓巳さんの言う「5000倍から徐々に濃度を濃くする」という実体験もなんだか信憑性が出てくる気がしませんか?

なので実際に有機物から出てくるアンモニア態窒素が薄めなので、自然の形を室内というなかで再現していくならば薄めでも問題ないのでは?と考えたわけです。

大きく脱線しましたが、私の中で有機質を見直している理由が上記でうまく植物を育てるのに取り込めないかな〜と感じている今日このごろです。

我が家のベンガレンシス・オードリー

夏になってなんだか調子が良さそうです。

曲げたおかげで目が動きました

ちなみに100ショップの洋蘭支柱をペンチで曲げて作成しました。

杉山拓巳さんのYouTubeで紹介されていましたので参考にしました。

湿度が足りなかったためか引っかかってしまった葉っぱ

新芽には葉水や葉面散布行ってあげてもいいかも知れませんね

まとめです。

・緑の葉と葉脈、白い幹との対比が美しいナチュラルな樹木

・丈夫で育てやすい

・みんな植物沼に落ちようね

みなさまの参考になれば幸いです。

今日も良い一日になりますように! ばーい!

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