【観葉植物】潤流について考える。腰水との違いは?【育て方アップデート】

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観葉植物

みなさんこんにちは!

だいぶ日照時間も伸びてきて植物たちも続々と動き出してきましたよね。

今回はそんな水やりの方法としてSNSなどで「潤流」というものがあるのを知っていますか?

今回はこの潤流について深堀りしてメリット・デメリット、本当に初心者にオススメなのか?、腰水や底面給水との違いなど私の考えや経験をお話していきたいと思います。

結論から言うと「潤流」とは”概念”や”考え方”であり、仕組みや方法としては「腰水管理」とほぼ同義でいいと思います。

そして私個人としては、初心者にオススメ!と言うのには少し疑問です。むしろ園芸楽しくて自分でも管理出来ないほど鉢数を増やしてしまった人(ジャングルになっている人)、実生株や幼苗の栽培など植物沼にズブズブの方、大きなシンボルツリーを育てていて移動が困難な方にオススメの方法ではないかと思います。

私なりにではありますが、少しでも初心者の方にも分かりやすく仕組みを紐解いていければいいなと思います。

潤流ってなに?

「潤っていて、動きがある」

鉢のどこに根を伸ばしていても、いつも心地よく、水がちゃんとある。

そんな“安心して根を広げられる環境”をつくる水やりです。と

潤流に込めた想いより引用しましたが、つまり

この一連の流れを作る仕組みの事を潤流と呼んでいるそうです。

花森さんの動画の中では「水の動きを設計する」とおっしゃられていましたね。

水を停滞させずに絶えず鉢内に「止まらない水の流れ」があると

この絶えず流れる水の流れのことを潤流という言葉で表現しているのだと思います。(真相は最初に言い出した方しか分かりませんが、、、)

潤流の概念・考え方

簡単にいうと、上でも書きましたが、

光合成→蒸散→根が水を吸うが出来る環境を整えましょうね→この概念・考え方が潤流です。(ザックリ)

潤流を行う方法は、どっからどうみてもほぼ100%「腰水管理」のそれです。

つまり「潤流」とは、概念考え方であって水やりの方法や状態を表す言葉では無いんですね。(私が調べた限りでは)

でもSNSなどでは潤流してます。潤流で育てます。って幅広く使われるので混乱が生じます

それって「腰水管理」じゃないの?、底面給水方式での植物の育て方と何が違うの?って

いままでも腰水をこの考え方で行っていた方はたくさん居ます

コメ欄など全部ではありませんが、潤流の違いについての質問は多かったように感じます。回答はえられてなかったけど)

たぶんこの質問者さん達の意図は、「それ俺(私)の考えてる腰水と何が違うの?」です。

でも今まではその概念や考え方に名前をつけていなかった(ついていない)んです。

だって概念や考え方だもん。(哲学

光と風と温度・湿度をしっかり整えて「光合成→蒸散→根から水を引き上げる」というサイクルを構築していた人は普通にこの考え方を「腰水管理・腰水」(方法)と言っていたと思います。

もちろん腰水にも、水切れさせて応急処置としての「腰水」や幼苗・実生を育てる際の腰水など広義の意味で使われる側面もあります。

だがしかし、状態(方法)としては全部「腰水という方法です。

どの場面で使うかなど違っても方法は=なんです。

つまり

腰水管理」という方法で育てます。

光合成→蒸散→根が水を吸い上げるという考えで腰水していました。

光合成→蒸散→根が水を吸い上げる」という絶えない水の流れを作るという考え方にある人が「潤流」と名前をつけました。

今まで腰水管理知らない人「潤流」という概念・方法に初めて出会いで発信するし、今まで腰水管理を植物の為に突き詰めて考えてきた人に取ってはその考え方・方法共にただの「腰水・底面給水管理」同じなのです。

「潤流」とは「腰水や底面給水の方法や運用の」概念・考え方について名付けをしたものだと思っていいです。

新常識とも言われますが、改めて腰水管理の概念がカタチになったもの

それが「潤流」という言葉です。

だから上のSNSでの言葉達は正確には「潤流(という考え方で腰水管理)で育ててます」ということになると思います。

当たり前の考え方だと思う方もいるとは思いますが、もしかしたらそれも込みでのバズるのを狙って名付けられたのかも知れませんね。

知らなかった人たちにとっては、概念や理論的な考え云々よりも単純に分かりやすいかもしてません。

余談ですが、コロナも話題に上がらなくなり園芸ブームも下火になっているそうです。

どんなきっかけであれ園芸業界が盛り上がるのは私個人としては嬉しいです。

でも初心者が混乱すると思うので「潤流」概念だよ、方法「腰水」管理だよ。ただ水溜めるんじゃなくて風と温度と光を整えて育ててね。って伝えてくれると優しいんじゃないかなと。(もしかしたらこうやって議論されることも見越しての?いやと思考の迷路、、、)

腰水の概念に「潤流」って名付けたからみんなで広めて園芸の裾野を広げていこうぜ!でいいんだと思います。違うのかな←

腰水管理・底面給水との違いは?

腰水とは、=状態・方法

鉢の底に水を張った容器(受け皿・トレー)に浸して、鉢底から毛細管現象を利用して水分を吸わせる水やりの方法

もちろん上から水をあげない訳ではなく、下から水を吸える状態を「腰水・腰水管理と呼びます。

ヨーロッパの方のナーセリーとかでは水は貴重な資源なので腰水管理→再利用などSDGsな取り組みもされているようです。(園芸店員さんの又聞き)

これも一種の腰水ですかね。ティランジア・ブラキカウロス

底面給水(底面灌水)とは、これも=状態・方法です。

ややこちらは方法の側面が強いように個人的には感じています。

鉢底に溜めた水を「不織布」や「土」の浸透圧・毛細管現象を利用して、植物に自動的に水を吸い上げさせる栽培方法。

中には専用の土(クレイ・PON)などを利用して湿潤だけでなく適度にドライな環境も作れる商品もあります。

有名なのは「レチューザ」でしょうか?

今は100円ショップでも底面給水鉢も買えていい時代になりましたね。

ちなみに毛細管現象とは、

昔理科の実験とかでやったコップの水が移動するアレです。

水位の違う2つのコップの間に紐や脱脂綿を水に着くようにおくとしばらくすると2つのコップの水位が揃うという現象です。

自然界で土に植わっている植物が何日も雨が降らなくても耐えられるのは、この毛細管現象により土壌より必要な水分を吸い上げているからです。

ここまででどうでしょうか?

「潤流」って同じじゃね?って方も少し納得していただけましたでしょうか?

改めて私自身訂正したいとか否定したいとかこれが正解で正義だと言いたいわけではありません。

しかし混乱をなくすためにいうと「潤流とは概念で、腰水管理という管理方法」ですということをお伝えしたいです。

腰水で鉢に水を溜めて育てているだけって人もいる中、

自然の環境に近い上からも下からも水が存在している(いつでも水が吸い上げられる)環境を自宅の鉢栽培で再現する考え方を「潤流」と呼び、管理の方法は「腰水」です。

潤流のための準備・環境・やり方

準備するもの

・鉢(底穴が空いているもの)

・受け皿(推奨)

・水

浅くて広い受け皿が推奨です。水は1cm程度は溜めるそうなので水面が空気と接触する面積が増えると水分内の溶存酸素量が維持出来るかもです。

もちろん鉢カバーでもOKです。ただ目視はしにくくなるので注意が必要です。

環境

(植物育成LED>LED>なし)あればあるだけ推奨

温度(20〜25℃)

・湿度(40〜60% 蒸散が活発になるそう)

非常に重要なのは、ただ受け皿に水を溢れさせておけばいいではないということです。

ここにはありませんが、花森さんのおうちではサーキュレーターも使っているとのことでやはり「」もあればあった方が良いと思います。

やり方

STEP1.上からたっぷりと水を注ぎ、鉢の中全体に水を行き渡らせる。

STEP2.受け皿に水を残しておく。

定期的に上から水をあげつつ、受け皿の水が無くなれば水を足す

常に「水がある状態」になっている事が必要。

「濡れている部分」と「乾いている部分」のムラを無くして水を停滞させず、根がどこに居てもよく伸びられるようにする環境を整える

肥料について

初心者は、受け皿に液肥は非推奨。やってもいいが分量によっては肥料焼けなど濃度障害の可能性もあるため注意が必要。

普通に上から必要分を水あげのようにあげましょう。

ハイポ原液よりアンモニア態窒素が多めで観葉植物に合っているのではと思う液肥(コタ談)

観葉植物専用設計

潤流のメリット

乾湿の確認や移動の負担など圧倒的なストレス軽減で穏やかに植物と付き合える

水やりがストレスになっている場合だとやはり「腰水管理」はです。

上から水やりがめんどくさくても受け皿に水があったり、少し足してあげればOKと考えれば気が楽ですよね。

潤流のデメリット

まずこちらは1つずつ対策も考えていきましょう。

水に対応する根が出てくるまでのリスク

もしこれから「潤流の考えに基づいた腰水管理」を行う場合、徐々に慣らす必要があります。

植物をいきなり屋外に出すと葉が焼けるように、徐々に水で湿っている環境に慣らす必要があります。

水やりの頻度をあげながら徐々に徐々に常に湿っている状態に持っていく必要がありますね。

個人的な対策としては、スリット鉢を使い水が鉢底穴(またはスリット)を塞がない様にするといいと思います。

またはペットボトル蓋などで嵩上げしてドライな時間も確保出来るようにしておくと比較的腰水管理へ移行しやすいと思います。

受け皿のメンテナンス

花森さんの動画の中でも「定期的に洗っている」との発言もありノーメンテではいけないと思われます。それこそ受け皿から溢れるほど水をあげられる環境での水あげを定期的に行えば水圧で流されてノーメンテナンスになるかも知れません。

しかし、それは移動しなくていいというメリットと相殺を意味します。

腐敗物が溜まっていると湿潤+栄養=虫の楽園なんで方程式も成り立ってしまう可能性もあります。

定期的に受け皿を清掃してある程度の清潔は維持する必要があります。

徒長する

これは環境が悪い状態で水が多いと「徒長」といって間延びしたような姿になる事があります。

ピョーンとこんな感じ?

裏を返せば環境を整えれば大丈夫です。

温度・光・風をしっかり動かして整えましょう!

用土の劣化は間違いなく加速する

これは私自身の経験談ですが劣化は明らかに早いです。

用土はプレミアムベラボンでしたが、水に常に濡れていると乾湿をつける育て方に比べて圧倒的に早く劣化します

日本で多い基本用土の赤玉土や鹿沼土もずっと濡れている状態だと崩れてボロボロになる可能性があります。

そうすると「用土の劣化」によって根腐れが引き起こされるリスクがあります。

対策としては、耐久性の高い用土を使用する、頻繁な植え替えでリセットすることです。

分解されにくいバークや軽石、量にもよりますが炭なども分解されにくいです。

「潤流」を推している花森さんや浅岡園芸では、ねこチップなどを使うことが多いですよね。

私は海外YouTuberの「Sydney Plant Guy」様の用土を日本版にアレンジしたアロイドMIXなどを使ってみています。

常に湿っているとはいえ「通気性」の高い用土にする必要があります。

そうすることで高湿度でありながら鉢の下部と上部で乾湿の変化が生まれ上根も育つかも知れません。

経験値にはならない

少しスピリチュアル系の話ではありますが、潤流のメリットである「水やりのタイミング」が迷わないというのは裏を返せば「自分の経験や知識」にはならないという事です。

もちろん発信者の方々も「正解だと思っていない」「80点の植物」とおっしゃっていますが、、、何も考えずに水やりが行えてしまうのはそれは「作業」では?と考えてしまいます。

失敗も含め、季節によっての用土の乾くタイミングの変化や生育の違い、水を程度で変わる株姿のコントロールなど園芸の楽しみがたくさん詰まっていると思います。

水やり3年と言われますが、自分の植物の育てている環境で工夫して挑戦しなければ上達はありません。その上で「腰水管理」という選択も視野に入るといいのではと思います。

枯らしてしまうのはもちろん悲しいですけど「作業」で育てて楽しいのかなと思ってしまいます。

買い物とかと同じで調べたり比較したりの時間が一番楽しいと思います。植物も一緒で自分で調べて試して工夫しての「過程」が楽しいので是非初心者の方は「過程」を楽しんで欲しいです。

初心者にはおすすめ?

なんとなく流れでお分かりかと思いますが、私は腰水管理潤流はいきなりの初心者にはオススメしません

もう一度、初心者にはオススメしないだけです。

ここでいう初心者とは、初めて植物育ててみようと思った方、まだ数鉢しか持ってないよという方、植え替えチャレンジしていない・これからしてみたいと感じている方に対してです。

理由をあげると

環境を整えるハードルが高い

管理の方法、目視のしやすさ

鉢内の環境、根の生育の懸念

花森さんの動画の中で「乾湿をつける方法(従来の水やり)」を上級者向けとして「常時湿らせる方法」を初心者にオススメとしておりましたが、本当にそうなのかな?と思います。

合う植物・合わない植物もありますが、「潤流」という考え方も普通に上から水やり(乾湿をつける水やり方法)でも十分に対応可能だからです。

ただし、「潤流」の考え方は植物を育てるうえで必要な考え方だと感じています

環境を整えるのは植物の生育には絶対的に必要です。

私自身も「潤流」の考えにもある空気・水の「流れ」を切れさせない管理は重要だと思っています。

ただこれって初心者にとって「環境」を整えるってハードル高くないですか?

日当たりは意識しても、風や安定した温度などに意識が向くのかなと思います。

ペットが居ない方だったりは、日中留守の間ずっとエアコンやサーキュレーターを動かす事を抵抗無く出来るかと言われると自身が初心者の時出来ないと思います。

友人にも大体24時間エアコンもサーキュレーターも動かしているよと伝えると驚かれます。植物が好きな人ほどこの感覚は一般的な初心者とかけ離れていくと思っています。

ショート動画の中でも「ただ受け皿に水を溜めるだけでは順流は出来ない」と仰っており、だからこそ環境が整っている人向けのテクニックになるのかなと思います。

例えば管理の方法ですが、初心者ならば圧倒的に無機質の方が管理・虫・乾湿の確認が楽です

特に赤玉土や鹿沼土は必要分は水分を保持して不要分は鉢底から流れてくれます

用土の1〜3cmくらいが乾いたら鉢底からたっぷりと水が流れるくらい水をあげれば十分に乾湿はメリハリがつけられます

市販用土おすすめ

そして鉢内の安定した湿度は赤玉土など保水性に優れる用土を使用すれば必要分は保持し、不要な分は鉢底から流れてくれます。

そこから先に進んでいくと攻めるとか締めつつ育てるとか株姿をコントロールすることも可能です。

園芸の基本の「」であるということは初心者〜上級者まで幅広く安定して育てられるからこそ長い間基本として定着しているのでははいかなと思います。

今現在はSNSやネットで様々な情報が容易に手に入ります。

植え替えの方法やオススメの土とか私も初心者だった時(今もそんなに変わりませんが)大変助けられました。

失敗もするかも知れないし、不安かも出てくるかも知れないですけどそれでもその過程も「園芸の楽しみ」何だと私は感じます。強い言葉に聞こえてしまうかもしれませんが、「作業」じゃなくて「過程」こそが楽しいという感情の源であり、醍醐味だと信じています。

失敗は成功のカギともいいますし、是非たくさん失敗して学んで楽しめればいいと思います。

そのうえで、植物が多すぎて管理大変だなとか、この子水切れしやすいから「腰水管理」にしようとか固定観念にしばられずに工夫していけると一番楽しいのかなと思っています。

「メリハリ」か「潤流」かの二極端じゃなくて、この子は乾いてるの好きとか、この子はガッチリさせたい、この子は水切れさせると調子崩すなとか。

乾湿をつける水やり方法でも普通に育てる分には十分成長してくれます。

通気性・排水性の良い用土であれば乾いているか余り分からなくて水あげしてしまっても植物は食らいついてちゃんと成長してくれますよ。

話は逸れました。

次に「鉢内が常に湿りっぱなし」の状態は根の生育上良くはないのではないかなと思います。植物の根っこは、水分のある方向へ伸びていく性質(ハイグロトロピズム)というものがあります。常に湿った状態の根っこは主に主根・側根が増え、毛細根は少なくなる可能性があります。

毛細根は繊細なので過乾燥で傷みやすいということも言われていましたが、適度な乾燥は根の生育に必要です。

喉が乾くから水が美味いのです。(仕事終わりのビールでも可)

要は、「乾燥し切る前に」水やりをすればいいのです。当たり前のことですが、、、。

コレが出来れば簡単に枯らさずに育てられます。

もちろん、「このホコリかぶった植物いつ買ったっけ?」って人は管理方法以前の問題ですが←。

逆になぜ過乾燥させてしまうか考えました。

水やりが負担・管理で大変という方は意外に多いです。コメ欄には「順流に助けられた」との声が多いと思いました。

これは私の考察・考えも多分に入りますが、おそらく管理しきれない程植物を購入して育てているからだと思います。違う方は本当にごめんなさい)

自分のキャパシティ超えていませんか?

もちろん私自身も経験あります。DAISOに行くたび植物が生えてきて妻をブチギレさせました←

水やりの負担で園芸が嫌になったり、水やりが忙しくて植物増やせいないのは明らかにキャパシティオーバーです。

管理方法も見直すことも大切ですが、管理数やライフスタイル、インテリアとのバランスを見直す必要があります。

そのことも踏まえて初心者には乾いたら鉢植えから水をたっぷり上げる、受け皿の水は捨てるで十分ではないかなと思います。

息子たちのガジュマル名は「チン◯ン」用土の表面は乾燥している

用土内数センチ下は湿っているけどこれで水やりでOK

表面は蒸散や空気の乾燥による「乾燥」している状態でも、内部はまだ水分少なくはなっているが「過乾燥」にはなっていない状態。このタイミングで水やりでOKです。

この状態から更に乾燥させたり、この前のタイミングで水やりするというのが上級なのでしょう?乾燥させて攻める分、毛細根は痛むリスクも上がるので水やりが難しいと言われる所以です。

水やりを忘れなければ基本的に「過乾燥」にはなりません。

アガベにも使える水はけ抜群の土↓

植物変態な栽培家さん(褒め言葉)が作った土

どんな人におすすめか

上記の意見を踏まえたうえでどんな方におすすめなのかあげると

植物も管理方法も適材適所です!

SNSでおすすめされてるからではなく、自身の環境では葉先枯れ込むなとか、1週間旅行へ行くからとか状況によって上手く使い分けましょう。

12号の鉢にバカでかいフィカス・ベンガレンシス育てている方もほぼ腰水管理とのことでした。そのくらいのサイズになると最早何キロあるん!?って話ですからね、、、移動はほぼ無理です。

逆に鉢数の少ない初心者や環境の整えられない方は乾燥する時間も大事になってくるとも言えます。

どんな植物に「腰水管理」はおすすめなのか

特におすすめなのは、「羽状複葉」と呼ばれるような細かな葉っぱが一杯な植物達は「蒸散」が激しい傾向があります

決めつけは危険ですが、水が欲しがりやすそうだなって一つの目安になるかと思います。

我が家のエバーフレッシュも日照時間が少し長くなった2月中旬から急に水切れが早くなりました。

少し葉が黄色くなってポロポロしたので鉢密閉で対策しています。

あとは小さい株は水切れという環境の変化に弱い印象があります。

これは水が好きだからというより急激な環境の変化にまだついていけないという印象です。

まとめると

・羽状複葉の植物たち(アジアンタム、エバーフレッシュなど)

・幼苗・実生株

・自分の家の環境で葉先が枯れ込む・葉がUの字に丸まる時

こんな植物や症状を見つけた時は「潤流」という考え方で「腰水」を試してみてもいいと思います。

腰水管理する際の注意点

「潤流」の考えでの「腰水管理」は毛細管現象を利用しつつ、上からも水をあげて鉢内の湿度を「常に湿度が高い状態」に維持する方法です。

そこちょっとしたポイントを抑えてより「根腐れ」しにくい環境で育てる事が可能ではないかと思います。

環境を整えるのは「潤流」するなら大前提

用土:とにかく通気性は大事、空気層が出来ている事は必要だと感じています。

鉢 :個人的にはロングポッドを使用して「上下で乾湿」が着くようにするといいと思います。

大定番その1 上部にも通気孔があり「潤流」と相性よさそう↓

大定番その2 透明鉢もあるよ

次世代のメッシュ鉢↓

受け皿:平たいもので定期的な清掃で清潔を維持、または水をじゃぶじゃぶ溢れさせる環境で水やり(屋外の様な)

水やり:少なくとも月に1度くらいは定期的に上からシャワーを浴びるように水やりしてあげると根の周辺の老廃物や必要な空気を入れ替えるようになるのではと思います

潤流は概念なので、水やりは上からでも下の受け皿でもOKとの事でしたがやはり定期的には上からしっかりとかけ流す方が良いと思います。園芸店員さんがいうには長い間底面給水だけだと上の方に白っぽい結晶だったりだとか溜まるそう。まぁ生育はするけどね。と

「目視」も大切で、少しでも調子が悪そうな子がいればしっかり乾燥させて鉢密閉や植え替えのも視野に養生してあげるようにしましょう!

用土が乾いて水を吸い上げていても中の植物が水を欲しているとは限らないのではないかと私は考えています。水差しでも植物の根ってそこまで凄い頻度で水吸ってないと思うんですよね。もちろん環境が全然違うということは承知していますが「受け皿の水が無くなる」=「植物が水を吸っている」というのは少しだけ疑問です。

だからこそ観察「目視」は怠らないようにしましょう!

腰水管理は、圧倒的に水やりが「楽」になるという方法ではありますがやはり植物は生きているので観察は必須です。受け皿の水の有無だけでなく植物の様子や葉の状態、受け皿の汚れなどしっかり観察しましょう。

腰水が「悪」ではありません!自分の環境に合わせて上手に使いこなすことが大切です。

腰水の根っこについての考察(持論)

腰水管理の根っこが「太い」という意見が私の調べている中でいくつか見つけました。

それってこういうことじゃない?っていう私自身の持論です。もちろんエビデンスも無いですので与太話とでも思って聞いて下さい。

根っこの役割ってみなさん知っていますか?

主根・側根・毛細根とおおきく三つに分かれそれぞれ役割が違います。

主根(一次根)、側根(二次根)、毛細根(三次根)と呼ばれていますね。

水差ししたことある方は、イメージしやすいと思いますが植物を水挿しているとニョキニョキと白い根が出てきますよね?→これが主根です。

主根の特徴としては、太くて比較的出やすいことです。

しっかりと根を土に伸ばして土台を作る子です。それぞれこんな感じの特徴があります。

〈根の出やすさ〉

毛細根<側根<主根 主根は出やすく、毛細根は出にくいと覚えてください

〈根のストレス耐性〉いわゆる根腐れや環境変化での枯れやすさです。

主根<側根<毛細根 毛細根さんは繊細です。生やしにくくてダメージを受けやすい

しかし毛細根は植物の土壌より水分・養分の90%を担うとっても重要な器官だと

〈根の役割〉

主根・・・窒素・水

側根・・・窒素・リン酸

毛細根・・・リン酸、カリ、微量要素

そして根はそれぞれ上のような要素ごとに役割があるそう。(言っていたのはハイポネックスのチャンネルだった気がします、研究者たちが言うのならそうだろうなと)

そうすると植物は環境に適応(生きよう)しようとして今の環境に適応した根を出すはずです。

そうすると「水」が吸収しやすい主根が太くなりやすい傾向になっているのでは?と思った次第です。

常に水があれば分岐して栄養を探し求める必要もないので主根を中心に側根<毛細根の順で根の量が段階的に少なくなると思われます。

私自身の経験で水耕栽培など水たっぷりの状態の根を観察すると「用土栽培」に比べて毛細根の量は圧倒気的に少ない気がしています。ほぼ主根と側根です。リキダスなど毛細根にアプローチする活力剤を追加してもです。

みんさんが嫌うぐるぐる巻いた根っこだっていわば、植物が「長時間植え替えされない環境」の中で養分も少なくなり、必死に生きるために主根が動いて新天地を探していた証拠でよね。

水の多い環境ではその環境に適応して(動画内では浅岡園芸の園長はハイブリッドと仰っていましたが)水に対応した主根が増え、毛細根が減るのではと仮説を建てています。

だからこそ鉢内では上下の落差をつけて(乾湿も)すべての根が反応する環境にする方が生育がいいんじゃないかなと思います。

私もポトスで「潤流」の考えを元にずっと湿っている環境での様子を観察してみていますので何かあればご報告させていただければなぁと思っています。

もし頭の良い方ご意見やアドバイスあれば是非色々教えて欲しいです。

まとめ

・「潤流」は概念・考え方、管理の方法は「腰水」

私個人は環境の整えられていない初心者にはオススメしない

・鉢数の管理が出来ない、水やり忘れる、大鉢、幼苗・実生、水切れに弱い植物など腰水に合うものには大変おすすめ

・腰水管理は「悪」じゃない

如何でしたでしょうか?

今回はSNSで話題の「潤流」を初心者にオススメかどうかの目線で色々と解説・考察させていただきました。

園芸の正解に絶対の正解はありません

色々なテクニックや意見に触れて「自分自身の環境で園芸」を楽しめたら一番です。

こうやってSNSで頑張って発信してくれる人が増えて、園芸業界が盛り上がることは一葉っぱスキとしては大変うれしく思っています。陰ながら応援もしています。

「潤流」の考え方は大切だし、想いも全部ではないけど受け取りました。

その上での個人の意見だと思ってもらえれば幸いです。

コレを期に「腰水管理」やってみようと思ったり、自身の管理の方法の工夫や経験になると最高です。

きちんとメリット・デメリットを理解して「自分の環境に適応」させていただけましたら幸いです。

今日もみなさまがよい1日を過ごせますように! ばーい

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