インテリアグリーンを部屋に飾るメリット5選!観葉植物初心者が1年育てて上で失敗談も交えて解説

インテリア

初心者が新居で観葉植物を育てて1年が過ぎ、実際に感じているメリット・デメリットを正直にお伝えします。実際に良かったポイントや注意点、失敗からの改善方法解説いたします!

実際に育ててみて日常生活に緑があると気分も上がりますし、子ども達にもいい影響があったので、もし観葉植物に挑戦してみようとしている方の手助けになれば幸いです。

我が家のシンボルツリー フィカス・ベンガレンシス・オードリー 緑の葉っぱと白い幹が美しい

まずはメリット5選!

  • フォーカルポイントになっておしゃれ
  • 育つインテリアとしての楽しみ
  • 室内に緑がある癒やし
  • どんなインテリアにも取り入れやすい
  • リラックス効果

になります。それでは一つ一つ解説していきたいと思います。

フォーカルポイントになっておしゃれ

フォーカルポイントとは = 視線が自然と集まる場所

つまり、目を引く場所ということになります。

西洋住宅であれば、暖炉  伝統的な和室なら床柱  その家が一番こだわっている部分となります。

人気インテリアコディネーター荒井詩万先生の著書

今あるもので「あか抜けた」部屋になる。の中でも

  

もし「おしゃれな部屋にするために、ひとつだけ買い足すとしたら?」と聞かれたら、迷わず観葉植物をおすすめします。

と述べられており、

ごちゃごちゃした部屋では一服の清涼剤、殺風景な部屋ではアクセントになるとあり取り入れやすくて大変おすすめなのです。と

現代(モダン)の時代、どんどん便利にはなりましたが自然との触れ合いは減っている方がほとんどではないでしょうか。すると植物に触れ合う機会ってとても“非日常”なのです。

実際においてみると良い意味で慣れない、室内という人工物の塊の中に自然物である植物があるとコントラストも強調されてまるでその場だけオシャレなショップに来ているような気分になってくるから不思議です。自宅に置くのであれば今おすすめするなら120〜150cm程度の観葉植物をおすすめします。

人が下に立てるようなサイズの植物だと非日常感はあるのですが、日々の水遣りや数年に1度の植え替え作業が大変に、逆に小さいと室内の広さや置き場所によっては目立ちません。

ある程度大きさがあると根も小さいサイズの植物よりもしっかりと成長しているのでちょっとやそってでは枯れたりしませんし、水切れにも多少耐えてくれます。

選ぶポイントとしては

大きさ 120〜150cm程度 号数だと7〜8合程度  お部屋が広ければもう少し大きくても◯

人とは習慣(慣れ)の生き物、適度な非日常はいい意味で緊張感があり手っ取り早くおしゃれになりますね。

育つインテリアとしての楽しみ

これは少し見て頂いた方が、良いのではないでしょうか。

当然植物なので成長していきます

特徴的な葉の形、葉脈の美しさ、幹や枝ぶりの力強さ

園芸とは芸の字の通り芸術 自分の好きなように楽しむという考え方が僕は大好きです。

途中からグッと折れ曲がるように曲がる サンセベリア・フランシシー  植物の日光を求める力を利用して鉢を斜めにして生育させた。現在は、まっすぐに仕立て直した。珍しい種では無いが時間をかければ面白い株姿に仕立てることもできる

グニャッと曲がった株姿が美しい フィカス・アルテシマ  一度坊主になっても春先に新芽が出る

いずれ仕立て方も記事にしてみたい

節と節の間がギュッと詰まった モンステラ・デリシオーサ  杉山拓巳さん提唱のAROIDOBNSAI風

初めに載せた フィカス・ベンガレンシス・オードリーの葉 葉脈も美しい

我が家ではソファ横においてありますが、下から覗き込むようにして楽しんでいます。 笑

マドカズラ(モンステラ・アダンソニー)のモスポール仕立て  窓が開く姿が面白い

観葉植物の種類は多種多様、僕自身珍しい品種などは持っておりませんが、普及種を色々な仕立て方で楽しんでおります。

日増しに成長していくオブジェの様に観葉植物はインテイアとしても園芸と言う趣味としても長く楽しめますよ。

室内に緑がある癒やし

緑には、目にすることでリラックスする効果があります。

ストレスホルモンのコルチゾールを抑える効果も期待でき、ストレス緩和や目の筋肉を休ませ眼精疲労を和らげる効果もあるんだとか。

これはなるほど!と思いました。

おしゃれなお部屋ってTVとかの横にさり気なく植物やフェイクグリーンなどが置いてあることが多いですよね。

無機質なTVと自然物の植物の対比でコントラスト効果によってより互いを強調し合うだけではなく、リラックスの観点からもベストマッチなのかも知れませんね。

モデルルームでよく見るやつ 絶対ここにTV置くよねっていうディスプレイ

どんなインテリアにも取り入れやすい

みなさんのお家は何系インテリアですか?

正直昨今のインテリア情報って何を読んでも、どの人もみんな違う事仰ってて混乱します。

北欧インテリアとか、インダストリアルインテリアとかカッコいいけどどうやって作るのよ!と

我が家は「北欧のカフェみたいな落ち着く空間」をテーマに余白のある暮らしがしたいね(願望)と話し合いながら家具など段々と揃えていきました。

我が家の場合ですが、北欧をテーマにしているのでより「ナチュラル」な自然素材を多めに入れるようにしています。木 ✕ 布 ✕ 紙 に加えて植物の緑をポイントとして取り入れています。

植物は樹木、葉物、ツル性など様々な見た目があります。

例えば樹木ならば

  • 曲線    柔らかい雰囲気
  • 直線    シャープで力強さ・安定感
  • 自然樹形  ナチュラルな印象

大きな葉っぱや小さな葉っぱ、掌を広げたような葉や深い切れ込みの入る葉、凸凹な葉の表面や斑入りの葉っぱ、垂れる葉など自分が一番魅力に感じる部分を目立たせるように飾って上げると植物もより美しくインテリアの一部となります。

植物をインテリアから選んでも馴染んでしまうのがすごいところで

植物の緑は 中間色といって暖色にも寒色にも属さないオールラウンダーな色なのです!

だたしよりインテリアに合わせるのであれば時代背景や雰囲気に接続してあげるとよりそれっぽくなります。

例えばインダストリアルインテリアであれば、

産業革命の時代に工場倉庫を自宅や飲食店へ転用してことが始まりのインテリアなので「直線」「スタイリッシュ」「ゴツゴツ」のようなイメージを取り入れながら植物を選びましょう

色 明るい斑入り→しっくな緑、個性的な斑

雰囲気 ふわふわ→葉が硬くパッキっとした株姿

鉢 木や麻、布など自然素材→コンクリート・鉄・ブリキなど工業的なもの

このように属性を関係性をリンクさせることを「リレーション」と呼びます。

  • 色を統一しましょう
  • 素材を統一しましょう
  • 形を統一しましょう

よくおしゃれな人が言うこれらのことはこのリレーションの事を言っているのです!

すぐに全部リンクさせなくてもいいので少しずつ自分はこんな雰囲気が好きだなと自己分析をしながら少しずつ鉢や鉢カバー、受け皿などを揃えていくとご自身のお家のインテリアにリンクしていくと思います。

照明や小物雑貨と一緒に飾ってみる ここは多少ごちゃついても目立たせたい場所

自分が気持ちよく暮らせるためのディスプレイです。

加湿器も白を選んでまずは植物に視線が向くように誘導しています。

うん、ミストスプレーは片付けるべきでしたね。

リラックス効果

上でも少し出ましたが、癒やしの効果=ストレスの緩和とも言えます。

きちんと論文化もされていて室内に観葉植物をおいた際のストレスの緩和の効果を検証したものもあります。

あとよく言われるのが光合成によって酸素は排出してくれて、空気の正常効果もありますよ

って言うものですが、正直育ててみてそこまでの効果が実感できるかと言われると、、、

よくよく調べると実験環境と部屋の環境を合わせると床・壁一面中植物で埋め尽くさなくてはいけないらしいので、まぁジャングルに住んでみたい人以外はあまり効果が実感出来ないのではと考えます。

空気の正常効果が高いと言われるサンセベリアですらその様子なのでまあオマケ程度に考えて、機能性<見た目で植物は選んじゃっても良いのではないかと思います。

ジャングルな家はこんな感じ?  毎日だとさすがにリラックスは出来ないかな、

メリットを話して行きましたが、ではデメリットはないの?

植物も生きている

 植物も生き物なのです。呼吸して、光合成してゆっくりゆっくりと成長していきます。ただ枯らさず活かすだけなら水遣りだけでも問題ありませんが、元気に生育させていきたいなら活力剤や肥料などフォローしてあげる必要があります。もちろんどんな鉢なのか? 日当たりは? 用土は? 水遣りの頻度は? 風を動かしている? など色々考慮する必要があります。イメージとしては鉢の中で小さな生態系の循環を自分の出てつくるイメージですね。

ソフォラ・リトル・ベイビー  小さな葉とクネクネの樹形が盆栽のような株姿

 植物=虫 と考えていらっしゃる方もいるかも知れません。家の中に植物があることで少なからず虫が出てくるリスクは上がります。しかし、これは植物がなくもて玄関の開け閉めで侵入したり、網戸・換気扇など小さい虫は少なからず出入りします。

対策としては、用土を工夫する、健康時な株を育てる事です。虫にとって居心地の良い環境であるとそりゃ虫が居座りますよねと。風通しを良くして用土がよく乾く環境、健康的な株で免疫力を高めましょう!植物も人も同じですね。

今は室内向けの用土もたくさん販売されています。

また自分でブレンドしてオリジナルの土を作るのも楽しいですよ。

子供やペットへの配慮

 家族に小さな子供やペットがいるご家庭では誤って口にしてしまう危険性もあり、手の届かない場所に飾る、ハンギングするなど工夫が必要ですね。それでも手が届くとあの手この手で千切ったり、口にしてしまう事があるかも知れません。これは購入前に害があるのかしっかりと調べる必要がありますね。

 我が家の例ですが、これは最初の一鉢にサンセベリアを選びました。出来るだけシルエットの面白いものを取り入れたので当時2歳の長男は「パイナップル」と喜びながらツンツンしたり、成長を楽しみながら育てました。その中で口に入れてしまう危険性や新芽が出てきた喜びなど一緒に見守りながら成長を楽しんでいます。

 我が家の一番の古株 サンセベリア シルバーニンファ 「長男命名 パイナップル」

こちらはガジュマルさん フィカス・ミクロカルパですね  ぷっくり膨らんだ根が特徴

ちなみにフィカス属の多くはゴムの成分であるラテックスを含み体質によってはかぶれてしまうこともあるようなので我が家は子供がある程度、植物の事認知してきてから取り入れました。

余談ですが、ある日長男がこの植物のみてから「パパ、これ◯んちんみたい」と  おい!笑

それ以降次男も「ちん◯ん」と呼びでちょこちょこ様子を見てくれています。

やっぱり男の子だな〜、あほだけど自分もそうだったからな〜、何も言えません。

それはさておき、植物は視覚だけでなく、子供にとっても五感を刺激してくれていい(?)植育になるのでは無いでしょうか。

スペースの圧迫

 植物も生きていると言いましたが、植物はものによっては成長すると縦にも横にも大きくなるものもあります。たった一つの植物が大きくなる分にはそこまで問題になりませんが、植物育てているとすぐそこに沼があります。もちろん物理的な沼ではなく、物欲が抑えられなくなる沼ですね。

そう、これは気持ちの持ちようなのかも知れませんが植物は勝手に生えてくるのって言わんばかりに増えてくる!(増やしている)のです。ちょっとホームセンターの園芸コーナー覗いたら、100均に消耗品を買いに行くと入口の横に、そこら中に罠が張り巡らされています。SNSなど見てみるとそこら中に100鉢と生活する〜〜云々、今まで300鉢育てた〜〜がなど、やっぱり皆さんコレクター気質なのか集めたくなってしまうんですよね。

僕自身楽しくなってあれこれ購入してしまい、妻にめちゃくちゃ怒られました。同じ空間を共有する家族との意思疎通はとても大事ですね。妻にとっては植物増えすぎるのはジャングルみたいで嫌だと、僕正座にて話し合いの結果、現在の量で落ち着いています。たぶん一鉢でも増えるとぶっ飛ばされるのでいつか植物が寿命で枯れてしまうまでは増やさないで楽しみたいと思います。

もし旦那さんで植物購入を考えていたらぜひ上のメリットをプレゼンしてくれぐれも増やし過ぎにはご注意下さい。

でも趣味ってこれ育てたいな、こんな仕立て方してみたいなとか妄想して購入するまでが一番楽しいんですよね。

コストが掛かる

 これも上の話と繋がりますが、成長していくうえで植木鉢を大きくする(鉢増し)ための鉢や肥料や植え替えを行うための用土など関連商品、そもそもの植物自体を増やしてしまいがちになるため少なからずランニングコストが出ます。生きた植物を育てるということを意識する必要はあります。

 大きくこんなところでしょうか?

個人的にはデメリットもありますが、それ以上の楽しさがある趣味だと思います。

ぜひ自分の気に入った見た目の植物があれば、検索してみて自宅の環境と合いそうか検討して取り入れてみてください。意外と植物は丈夫ですので、思い切って挑戦してみては如何でしょうか?

みなさまの日々の生活の参考になれば幸いです。

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