【ティランジア】初心者が1年で33種類育ててみてのお気に入りとおすすめ【買って損なし】

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インテリア

みなさんこんにちは!

昨日ドラックストアーで「すみません」と声掛けられて「はい?」と笑顔で振り返ったら、「あっ、あなたじゃなくて(私の向こうにいる)店員さん」と言われて「恥」かいたポンコツ・コタです。

おばちゃんめっちゃ笑ってたけど、お互い様だからな!(言い訳)

本日はタイトルの通り「33種類」個とは言っていない)ティランジア育てている私のお気に入り初心者が買うならのこれがおすすめって品種をご紹介していきたいと思います。

主に園芸店・ホームセンターで集めた「普及種」と言われている入手しやすいお値段控えめ育成しやすい三拍子揃った牛丼みたいな(?)ティランジアばかりなのでみなさんも集めやすいと思います。

月々15000円のお小遣いの限界パパでも集めて楽しめる種ばかりなので、是非この記事を読んで頂いてみなさんを(も)沼に沈めるべく全力で記事書いていきたいと思います。

是非最後まで御覧ください!

それでは、最初に少しおさらいです。

ティランジアとは

アメリカ大陸に広く分布するブロメリア科(食用のパイナップルと近縁)の植物です。

原種で600〜700種類以上知られており、園芸品種も含めると数え切れないくらいの大家族です。原種の多くは樹木などに着生し、雨や霧などで濡れた葉や根から水を吸収して育つのが大きな特徴です。

土に根を下ろさず成長していくその姿から「エアプランツ‐ Ari Plant ‐」という名称でも知られています。

種がとても多いティランジアは、草姿がユニークであったり美しい花を咲かせるものだったりと個性豊かで様々なキャラクターを持っており、好条件下では花を咲かせ子株を出してイキイキと成長してくれる愛すべき魅力的な植物たちです。

詳しくは↓こちらの記事を御覧ください

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ティランジアの好環境と我が家の環境

さっそく「お気に」の紹介といきたいですが、前提条件のお話もさせて下さい。

まずはティランジアが生育するのに適した環境とはどんなものでしょうか?

答えは、「柔らかな光」と降雨や霧、夜露などによる「十分な水」の供給、そして屋外であることによる「適度な通風」そして「高い空間湿度」と「適した気温」などの条件が揃った環境を好みます。

少しまとめるとこんな感じ

好条件の環境
木漏れ日のようなチラチラと陽光が降り注ぐ場所・光量が理想的
日本の夏の直射日光はかなり厳しい
水やり乾燥に耐える力はあるが、水は大好き
植物体がしっかり濡れて滴るくらいたっぷり行うと◎
通風空気の流れがあればよい程度
屋外ではほぼ心配なし、夏など室内が暑くなる場合は窓やサーキュレーターなどで穏やかな風を当てると腐ってしまうことが少なくなります。
逆に言えば通風がまったくないと蒸れやすいとも言える
湿度多くの種にとっては多湿が好条件(80%程度)
湿度が保てない場合は、水やりを頻回にしたり、観葉植物のそばにおいたり、軽石ベッドにしてみると湿度が保てます。
温度生育に適した温度は15〜28℃程度
短時間であれば5〜45℃に耐えられる種もあります。
日中は暖かく、夜間は気温が下がる日本なら春・秋のような気温がティランジアにとっては好ましいく、よく成長します。

年間通して雨季乾季あれど安定して熱帯なメキシコやグアテマラのような場所とは違い、四季があって高温と低温の落差も激しい日本では多くのティランジアにとって過酷な環境といえますね。

だから多くの栽培家の方々は、夏は遮光して葉の温度を上がりすぎないように管理したり、冬は暖房をしようして温度維持したりと工夫して栽培していたりするんですね。

そしてこれは一般家庭でも同様です。

ものすごく植物好きな方は、春〜秋は屋外の半日陰か遮光環境で育て、冬は室内に取り込んだりしますよね。

でもティランジアは強いので工夫しながら室内でも育てることは可能です。(大きく育てたいとかになるとまた別の問題です。)

ちなみに我が家の環境はこんな感じです。

ミサワホーム半規格住宅(一応ZEHレベルは達成)で現在でいう「断熱等級5」くらいかな

私たちの建築時はそんな等級無かったし↑

温度年間15℃以上キープ 時期によりエアコン24時間使用
湿度年間40〜60%範囲 概ね40後半〜50%程度 冬季は加湿器使用
明るさ南向き横長リビングで晴れ日中5000ルクス〜
冬は日射角度の影響で直射日光も入るため10000ルクス〜
レースカーテン越しの光またはブラインド越しのチラチラ入る程度の光
曇りの時も読書は出来る明るさは十分あり(500ルクス以上)
通風サーキュレーター+加湿器の風で空気の流れを作っています
時々充電式の小型扇風機も併用
休日は天気良ければ窓を開けて通風を意識
補光植物育成ライトはなし
間接照明を夜間にのみ(インテリアとして)使用
備考株を寄せて湿度をキープ
受け皿に水苔や軽石ベッドに鉢(バーク・軽石)など湿度維持の工夫をしています
またポンコツマンの生息地は長野県なので他県に比べ標高が高い傾向にあり
内陸部でもあり、湿った風は吹かず湿度も低くなりがちです。
頻回なフワッと水やりで対応しています。

以上を踏まえてご自身の環境での生育の工夫をしてみて下さいね!

まぁ我が家は、冬でも半袖半ズボンで余裕!ってほどではありませんが、長野県でも十分に暖かく快適に過ごせています。(強がりにあらず

私にとっては分不相応なくらい立派な家ですね。友働きで頑張ってくれる妻に感謝です。

我が家のティランジア・リスト

購入時期不動で思いつくままに上げていきます。

・キセログラフィカ

・ウスネオイデス 太葉

・カプトメデューサ

・パウシフォリア

・セレリアナ

・ストレプトフィラ

・バルビシアナ

・イオナンタ(グアテマラ)

・イオナンタ イオナンタ

・イオナンタ ドゥルイド

・イオナンタ ルブラ

・Newイオナンタ フエゴ

・イオナンタ バイハンニギー

・スカポーサ

・ハリシー

・カピタータピーチ

・カピタータ ドミンゲンシス

・フクシー フクシー

・ブルボーサ(赤いのはNew)

・ブラキカウロス

・インターメディア

・マグヌシアナ

・テクトラム

・フンキアナ

・ベルゲリィ(おそらくハイブリット)

・ベイレイ

・アエラントス ミニアータ

・ジュンセア

・ストリクタ

・コットンキャンディ

・Newモンタナ ブラック

・Newファクシラータ

・Newフレクスオーサ

以上!33種前後を育てています。

ここまでお読みの方で、カンのいい方はお気づきでしょう。

Newは育て方まだ分かってねぇじゃん!と(これだからカンのいいg

ごめんなさい!ただなんとなくの傾向は分かっているつもりなのでご承知下さい。

ちなみに我が家で新芽が動き足したら一応Newじゃないってイメージです。

だってパトってたら見つけたんだもん、仕方ないよね

ではいよいよ!、妄想の垂れ流しのお時間です。

我が家の「お気に入り」ベスト5!

まず最初に私が好きなモノは

「銅葉」「壷型」「ロゼット」です。もはやフェチです。

我が家の屋外、オシャに言えばエクステリアも私がやっているのですが、その内に「斑入り」の魅力に取りつかれて今はシックに「銅葉」の魅力の虜です。

通称「銅葉病」ですね。黒っぽいのはスキ、イケメン!カッコいい!!

そして屋外園芸では中々出会わない、「壺型」という生物構造!アリと共生ってなに?そんなイケない(イケなくない)関係いいの?

株元の膨らみがもうズキューンですよ(語彙力

なんだか塊根にハマる人の気持ち分かる気がします。(私は塊根にハマらないようにティランジアにハマりました←

そして、これは屋外の植物でも大好きな「ロゼット」状の葉!

規則的に美しく重なり合う葉姿にキュンですよ!(古い)

さぁ、趣向を分かってもらえたところで、植物変態に片足を突っ込んだ男のスキスキランキング!

◎第5位 コットンキャンディ

真っ白に見える程のトリコームに覆われた銀葉種のティランジアです。

美しく繊細な葉は、成長するにつれてまさにコットンキャンディ(綿飴)のようになります!

「ストリクタ」✕「レクルビフォリア」の交配によって生まれ、育種家Dimmit氏の交配によるヒューストンシリーズの中から見出された白い葉の個体だそうです。

葉はフワフワで折れやすいので丁寧に扱いたいですね。

比較的どこでも見かけることができる子ですが、店舗の管理によってはカサカサになっていて美しい個体が少なくならば自分で育てようとホームセンターで200円の子をお迎えしました。

ちなみに今日行ったら同じホムセンでもう少し大きいキレイな子もいて目移りしました。お金があれば、、、まぁ他の子収穫したのでそれはそれでよし!

水は結構好きそう。我が家では、軽く湿らせたアクアセルを詰めたガラス容器の上にチョンと置いています。乾く環境なら毎日軽いミスティングはしてもピンピンしています

花も葉も美しい非常に優秀な交配種なので是非みなさんも手に取ってみて下さい。

ちなみにティランジアの世界では交配種でも呼称がつく(育種が登録する)ことは意外と少ないです。○○○〇〇✕△△△△△みたいな名前で売られていることも多いです。

左からコットンキャンディ、イオナンタ・イオナンタ・スカポーサ

こちらのアクアセルお試しで買ってみたけどティランジアと意外と相性いいかもと思っております。

湿度がちょうどいいのか美しくロゼット状に葉を広げてくれていていいですね〜。

◎第4位 インターメディア

こちらの種の大きな特徴は、その形態!

親株から子株が吹くだけでなく、この子はランナーに次々と子株をつけながら殖えるという繁殖携帯をもっています。

このような形態を「ヴィヴィパラフォーム」といいます。

ティランジアには他にもカウレッセントフォーム(有茎状)など色々なフォームの違う種類をもつものがあります。

例えば「ティランジア フレクスオーサ ヴィヴィパラ」なんてタグがあったらフレクスオーサの(普通はロゼットで株元子株)がヴィヴィパラフォームのタイプなんだと認識して下さい。

この子は壺型の代表種であるカプトメデューサをシュ!っとさせたような見た目をしていて細いけどしっかりとトリコームに覆われた姿に薄っすらとストライプのような筋もあり、まるでビシッとスーツを着こなしたイケオジ系ティランジアです。(?)

この子もそんなに膨らまないですが壺型の仲間で、乾燥にも強いですがお水大好きな子です。

現在は株元にも子株がいるので湿度維持のためにも我が家のシンボルツリーであるフィカス・ベンガレンシス・オードリーさんの株元で生活中です。

上から時計回りにバルビシアナ、ブラキカウロス、ブルボーサ、インターメディア

寄せてあげることで簡単に湿度維持できるのでよきです。

ちなみにインターメディアさんはサボテンの成れの果て事「カクタススケルトン」の穴にぶっ刺しておいてあります。もし環境が気に入れば着生してくれないかな〜と他力本願しています。

ちょっとお高いですが、着生材としてティランジアとの相性が一番いいと思います。

ザラザラだし通気性も間違いなくいいですもんね。

◎第3位 モンタナブラック

期待の新人くんです。我が家の30番目にお迎えした子です。

そして記事を書こうとした今日ホムセンパトロールにてさらに数株収穫してしまった次第です。笑

この子はまるで黒い葉の「ストリクタ」のよう!

左上ストリクタ・ハードリーフ、白い鉢植えセレリアナ

種類は違うんだけど株姿が似ているんですよ。

はぁなんでそんな色になっちゃったの?闇落ちした?カッコいい。

黒ってだけでカッコいいですよね。

濡れたときの発色がもう最高なんですよ。

はい、優勝!それにしても良い顔してますよね!

花も可愛いです。ピンクの花苞に薄紫かな?綺麗です。

この子もきっと明るさのバロメーターになってくれるんじゃないかなって思って期待しています。

ネグレクタ・ルブラとかカピタータ・ドミンゲンシスとか銅葉の子たちは暗すぎると色が緑になるようです。

この子も色々な場所で育ててみて気に入ってくれる場所を探していくのも楽しみです。

カピタータ・ドミンゲンシスも持っていますが、新入りに譲ってこの順位です。

なぜか見つからないのでドミンゲンシスさまもどぞ

現状の所感といたしましては、ロゼットなので水は好きそう、黒葉はおそらく強光が好きなので徐々に慣らして明るい場所に移動させていく予定です。

ロゼットなので真ん中に水が溜まりやすい構造です。しかし風が動いていないとすぐに蒸れてしまうとも言えるので風通しの良い環境を意識して生活拠点を整えましょう!

現在はここにて生活してもらっています。

キセロパイセン邪魔っす!この裏においてあります。

午後に柔らかな日差しが差し込むような場所で少し様子見ですね

ちなみにミスティングはマイクロミストな霧吹きを使ってます。

まぁ100円ショップでもいいんですが、テンション上がりますからね。

ちなみに風は反対側からそよそよと常に動かしております。

我が家はアイリスオーヤマ!

◎第2位 ブルボーサ

地味だけどやっぱり大好きなんですよ。(右下)

壷型ティランジアと言えば「カプトメデューサ」「ブルボーサ」の2大巨頭だと思うのです。(異論は認める)

カプトメデューサも大好きなんだけどこのブルボーサは更に癖っ毛なんです。

株によってうねり方も違うし、なんかいいよね(照)マイブルボーサを手にするっていうかさ。(?)

この子は意外と上手に育てるの難しいなと感じます。

緑葉種だから水ジャバジャバでいいかと思うと意外と吸えない気がする。

なのでシンボルツリーの株元で湿度高めつつ、表面が濡れて滴らない程度のミスティングを頻回で調子が良くなってきた気がしています。

そして本日のホムセンパトにてなんか赤いブルボーサ見つけたんですよね。

真ん中のが少し赤みが強い子、花序上る感じでもなさそうなんだけど

ブルボーサの栽培品種のレッドブルとかみたいでカッコいいので二人目おかわりです。

e-花屋さんのティランジアはおすすめだと個人的に思います。

緑の子と比較しながら大切に育てていきたいです。

あとこのブルボーサといえば交配種も素敵なんですよ!

こちらのティランジア タイ(Ty)

めちゃくちゃタイプです、一目惚れしました。

ブルボーサのうねり癖と株元めっちゃ膨らむ銀葉種のエーレルシアナのいいとこ取り!

エーレルシアナもよく行く園芸店さんでテニスボールくらい株元膨らんでるのあって、これにうねり加わったらかっこいいよな〜と思ってたら見つけました!

最高ですね。笑

まずはブルボーサをしっかりと攻略してから挑戦したいですね。でも出来れば自分の目で見て株を選びたい←

ホムセンで扱ってくれないかなぁ〜(高望み)

そして栄えある(?)第1位は!ドルルルルルルルルルッジャン!

◎第1位 バルビシアナ

いわゆる壺型のティランジア、基部はぷっくりと膨らみやや硬質な葉が優雅にカールしているとてもエレガントな種。

たぶん緑葉種なのですが、薄っすらとトリコームに覆われそれも美しいです。

もうね、あんまりにも好き過ぎて4株あるんですよ。

着生して根がしっかりと張らして色々な場所に飾りたいと画策中です。

トイレとか白壁の空間に着生させてあるバルビシアナさんがプラーンとしてたらオシャじゃないですか?

流木にポンとまるで花の様な美しさもある

最近はだいぶ流通が安定しているのか、園芸店よりもホームセンターで多く流通している様子

鉢植えもまたいいです、調子良さそう

なんだろ、こればっかりは手にとってもらうしか美しさを伝える方法がありません。

水で濡れて日に当たると本当にキレイです。

何だろ、芸能人で言うと菜々緒さんみたいなスラッとした美人さんです。←

溜息出るくらい綺麗です、美しい

100円ショップでも売っているらしいですが、ホムセン産の方がおそらくサイズも大きくて丈夫です。

ミスティングはほぼ毎日でも今のところピンピンしています。

緑葉種なので少し暗いくらいところでも平気そうなのは初心者の私には心強いですね。

ちなみにホムセンにてワンコイン+αで購入できます。お得ですね←

元々知ったきっかけは第4位でも上げたインターメディア✕魅惑の壷型ストレプトフィラの交配種であるカリースリムがきっかけなんです。

かっこいいな〜、水多い時の姿が好きだな〜って思ってたら出会ったバルビシアナさん

最初はニラとかネギみたいな感じしかしませんでしたが、水多めで管理すると葉が優雅に展開してカールも美しく花が咲かずとも観賞価値の高い種だと感じます。

まとめると

第5位 白くてフワフワ美しい美種「コットンキャンディ」

第4位 魅惑のヴィヴィパラ「インターメディア」

第3位 くすぐる厨二心「モンタナブラック」

第2位 癖っ毛の壷型代表「ブルボーサ」

第1位 美しすぎる曲線美「バルビシアナ」

ぜひ皆さんも育ててみて下さい!

改めて初心者には何がおすすめか考えてみた

多少ずっこい(育成数詐称)事してはありますが、曲がりなりにも1年以上ティランジアを育ててきて初心者の方におすすめするものは何か考えてみました。

まずは前提として、「見た目が気に入ったもの」一番のおすすめであることは間違いありません。

そのうえで自分の環境ではどうやって育てたらいいかなと考えるほうが建設的です。

しかし何か上げていくとすると「ティランジアの魅力が詰まった品種」「環境のバロメーター」になるものがおすすめだと私は考えます。

どうしても最初の1株決められない方は、以下の中から選んでみて下さい。

次のまず1つ目

1.キセログラフィカ

まずはやっぱりこれですよね!

ロゼット状に葉を展開する銀葉種で、耐寒性も室内なら問題ないし・暑さにも強い(日差しには注意)

手毬のようにクシュっとして喉カラカラ状態で売られていますが、自分のお家にお迎えしてミスティング→乾く→ミスティングと繰り返していくうちに葉が徐々に開いてくる様子も観察しがいがありとても楽しいです。

軽石やバークを鉢に敷いてちょこんと飾ってもリビングなどを美しく彩ってくれます。

園芸店や都会ならホームセンターでも売っているそうです。

お値段は大体2000〜3000、大きな株になると〜20000円くらいでしょうか?

まずは買ったらだいたいクルンクルンで過乾燥状態なので湿度を高めて明るい温かい場所でゆっくり慣らしてあげると失敗少なくお迎えできます。

DAISOのフォーロックコンテナ5.5Lに適度に湿らせた水苔と一緒にIN!

ボックスがあれば↑のようにミスティングしてから密閉してもいいですし、なければ袋に空気を入れて葉が触れないように全密閉してもいいですね。

こうすると体力も減って、喉も乾いて、移動(環境変化)させられてストレスがある所にゆっくりと水分を補給することが出来ます。

食事で例えるなら「風邪引いても必死に仕事してなんとか帰宅して食べるおかゆ」のような感じ

まずは胃(植物)にやさしいものから徐々に慣らしていきましょう。

鉢密閉の手順は、

その1:ミスティング 植物体がしっかり濡れて水がしたたるくらい(色変わるくらい)

その2:15〜30程度風通しの良い場所で乾かす

その3:ボックスまたは袋で植物体に触れないように密閉して、窓際から少し離れたくらいの明るすぎず暗すぎない場所に置いておく

その4:1日1回は密閉解除して様子を観察、1〜2週間程度上記を繰り返して様子を見ます

この手順でどうぞ!

ミスティングの際は活力剤をつかってもいいですね。

密閉の際も、コップや鉢で壁面に直接植物体が触れないようにするとずっと濡れたままの状態が防げて腐りにくくなります。

こんなイメージで置いてあげる

キセログラフィカおすすめの理由

1.暑さ・寒さに強植物としても強靭

2.でかくなる! 満足感があります(食べられません)

3.水が比較的好きな子なので段階的に水やりの頻度や量を調整するバロメータとして優秀

強くて大きくなってくれて、水が多すぎるとシミや色に変化がでたり、少ないと葉先のクルクルが強くなってしまいには枯れ込んできます。

こんな土もないのに「生命」を感じられる植物ってなかなかないです。

水が多すぎた株、夏の直射日光に無茶させすぎました。

でもそのあとも持ち前の生命力で子株を2つ付けてくれています。

お値段は、初めてティランジア(エアプランツ)に挑戦する方には高く感じますが、いずれ欲しくなるので最初に買おうが後から買おうが一緒です。

エアプランツの「王様」の名は伊達ではありません。

株の選び方は、基本は抑えて枯れていなくて、葉にハリがあるものの方が元気ですよね。

だいたいお野菜選ぶ感覚と一緒だと思います。小さいより大きい、枯れ<イキイキみたいな

あとは好みではありますが、より葉幅が広いもので、お尻の方をみて発根しているとよりいいです。

分からなければ店員さんと一緒に「キセログラフィカが欲しいんですけど、どれが一番良いですか?」と聞きましょう←

ちなみにキセログラフィカの育て方ですが、

半タンクタイプのティランジアなので、自生地では株元に水を貯め込みながら生育していきます。

しかし、室内でそれをやってしまうと高確率で中心が黒くなって抜けます。

なので水やりは、ミスティングを中心

株元に水は貯めない、貯めるにしても風を動かして1日1回は水は捨てようにしましょう。

今の所この水やり方法が私の中で一番キレイに育てられています。

後は基本に忠実に、レースカーテン越し〜冬は直射も軽くOK、風は空気が動く程度の強さ・場所に、湿度は自宅の乾燥具合でミスティングで調整するのが良さそうです。

次2つ目

2.フンキアナ

松の葉ですか?みたいな、トゲトゲしたイモムシのようなティランジアがフンキアナです。

左下の子がフンキアナ

この子の特徴は、暑いの大好きだけど冬は寒がる湿度高めで明るい環境が好きです。

正直初心者におすすめかと言われると「う〜ん、、、」となるティランジアです。

上記の特徴の通り温度帯のバロメーターとしてももちろんですが、細い葉が密集しているため、湿度が足りなかったり明るさが不十分だと葉先が茶色く枯れ込みます。

正直温度は、初心者の方は室内から始めると思うので、現代の日本の住居はだいぶ温かいと思います。(それこそエアコンのない古民家にすんでますみたいな場合除いて)

ですが、湿度や明るさは中々自分で判断しにくいと思います。

そんな時にフンキアナを育ててみてほしいです。

→もし枯れ込むような環境ならば

乾燥に強い種、例えばイオナンタや全部ではありませんが有茎種と呼ばれるもので葉幅が広いようなタイプ、ベルゲリやアエラントスが合っている「環境」だと思われます。

イオナンタ

ベルゲリ

逆に上手に育てられれば、明るさや湿度の欲しがる子の育てる土台が整っているぞと

緑葉種、例えばブルボーサとか少しむずかしいと言われるテクトラムなんかも挑戦できると思います。

テクトラムは、生育させる空間の湿度という意味ですね。(少し難しいですが、、、)

そんな「バロメーター」としてオススメです。

フンキアナは有茎種なので逆さに吊るしていると「光屈折性」も利用して光の方向に捻られる事ができます。

育て方は、空間湿度が高いと枯れず強靭だと思います。

我が家では、ガラスコップに流木さして枝先に針金でくっつけています。

こうすると空間湿度も確保しつつ、着生させることも出来そうですね。

南側で窓から1m程度の距離であればそんなに枯れ込んだりしませんでした。

水やりは、ミスティングを中心にすぐ乾く環境を用意していきましょう。

風が動いていればビシャビシャにしても問題ありませんでした。

気がつくとだいぶ長く伸びていてだんだんかわいく感じてきますよ。

3つ目は

3.マグヌシアナ

上のフンキアナに性質が似ているもので、「マグヌシアナ」というものもあります。

柔らかく細い葉を密生させる銀葉種でフサフサで可愛いです。

夏はやや暑がりやすく、普及種であるが美しく育てるには、しっかり管理する必要がある種です。

特徴として、高めの湿度と柔らかい光を好み、株元の水を停滞を嫌がります

こちらのマグヌシアナのおすすめポイントは「ティランジアを育てるのに必要な栽培の基本」を教えてくれる種であるという事です。

乾燥するとフンキアナ同様葉先が枯れ込んでくるので「水やり」の目安にするといいと思います。

我が家では、壷型ティランジアの「パウシフォリア」と一緒に流木に着生しています。

どちらも強光より優しい光が好きなので、現在はシンボルツリーに引っ掛けて木漏れ日を演出して飾っています。

4つ目!

4.テクトラム

これも「は?」ってなるかも知れませんが、水切れで枯らす事が多くい・植物こまめにお世話苦手だよっていう方におすすめです。

毛足の長いトリコームが美しく、光に当たると白さが際立つとても美しいティランジアです。

特徴としては、とにかく乾燥に強い日当たりと風通しが良い場所が好き。

逆に言えば水やりが多すぎたり、風に当たっていないとトリコームが剥げてしまって観賞価値が下がってしまうので注意です。

ぶっちゃけこちらのティランジアは、エアコンの傍に置いておけるのが最大の強みだと思います。

「よくエアコンの風が当たると枯れますよ」っていう投稿とか目にしますが、全部じゃなくない?と感じている私が居ます。

実際に観葉植物では、パキラ、サンスベリア・シルバーニンファ、フィカス・ルビーなどエラスティカ系、パンダガジュマル、シェフレラ、ソフォラ・リトルベイビーはエアコンの風の通り道でピンピンしていました。

どうしても乾燥はしやすいので葉水や水やり頻度は多くなるものもありますが、サンスベリアは1周間に1度でも問題無し、そしてこの子「テクトラム」も今のところピンピンしています。

あらためてテクトラムの特徴を整理すると

高地に生息するティランジアなので、日本の夏は暑がりやすく、乾燥にはめっぽうに強い種です。

明るくて風通しの良い場所なら元気に生育してくれます。

育て方については、

テクトラムで一番気をつけなくてはいけないのが水やりです。

基本ミスティングのみでOK、中心部分まで濡らさずに全体がフワッと締める程度で十分と感じています。バケツにドボンするソーキングはしないほうが無難です。

滴らない程度に水やり後は濡れた部分が早く乾くように、特に風通しを良くしましょう!

天気の良い季節は、窓を開けて空気の流れを作ったり、サーキュレーターや小型のハンディファンなどで風を送ってあげるとよりよいです。

温度帯も外がマイナスになる長野県でも室内なら問題なさそうです。

ズボラで水やりがめんどくさい人でも、「明るく風通しの良い場所」が用意できるなら(積極的にはおすすめ出来ないけどエアコンついてたら)十分に育てられますよ!

5つ目は

5.銅葉系の子たち

ティランジアにはたくさん種類がありますが、中には「緑」ではない赤茶色から黒っぽい色を帯びた種があります。

もし園芸店やホームセンターで見かけたら買ってみて下さい。

熱帯植物栽培家の杉山さんのYoutubeチャンネルの中で「光の強さのバロメーター」になると紹介されていました。

その動画内では「ネグレクタ・ルブラ」というティランジアが紹介されていましたが、園芸店員さんにも聞いてみてみた所色が濃いものは光の強さで変化する傾向があるそうです。

薄暗いところでは、光合成をしっかりするために葉緑体を作り出すため緑色が強くなります。

これが明るさの「バロメーター」として役に立ちます。

我が家では、カピタータ・ドミンゲンシスとモンタナブラックがこれに当たります。

まぁ細かいことは置いといて、銅葉ってカッコいいよね←

光が強いほうが発色もよく株の成長も早い印象です。

なんとなく「色の濃いものは光の明るさによって色が変わるんだ」くらいで覚えておくと自分の家の環境がよく分かると思うので是非お試し下さい。

最後の6つ目

6.イオナンタ系

ティランジア好きの方たちの中では「イオナンタに始まり、イオナンタに終わる」終わってほしくないけど)と言われるほど THE・ティランジアな植物です。

種類の多さもさることながら、小型で置く場所に困らずコレクション性も高く、開花の際には葉が赤や黄色など美しく染まるなどその色彩の変化は多くの方が虜になってしまう種です。

そして開花もしやすく、子株もつきやすいためクランプ管理や子株分けて株分けも経験出来ます。

子株がたくさんつくとそこからもしかしたら変異が見つかるかもしてません。

園芸店やホームセンター、100円ショップでも100円から購入出来ます。

育て方は基本に忠実に「明るく風通しのよい環境」で育てるとよいと思います。

乾燥にも強く、室内程度の温度で十分に成長してくれるので初心者でも育てやすいです。

基本種でお買い求めしやすくてティランジアの魅力の詰まった種類です。

シンプルですが、奥深くて集め始めると「沼」が待っています。笑

まとめると

1.エアプランツの王様「キセログラフィカ

2.明るさと湿度のバロメーター「フンキアナ

3.ティランジアのきほんのき「マグヌシアナ

4.ズボラさんのために乾燥に強い「テクトラム

5.明るさで色が変わってくれる「銅葉」のティランジア

6.THE・エアプランツ「イオナンタ

いかがでしたでしょうか?

みなさんもよかったらお気に入りティランジア教えて下さいね。

みなさまの植生活の参考になれば幸いです。

本日も良い一日を! ばーい!

長野はすっかり冬ですね。

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