
みなさん! こんにちは葉っぱ大好きポンコツ父コタです。
みなさん「スリット鉢」って使っていますか?
安くて、根の生育に良くて、種類が豊富なスリット鉢は各社色々な工夫を凝らした商品が販売されていますが、最近【すごい根】って商品が出ているの知っていましたか?
今回はこちらの商品のレビューと実際に使ってみてどうだったかを解説していきたいと思います。
もし観葉植物初心者でスリット鉢が良いのは知っているけど最初の一鉢何買えば良い?という方、根腐れが怖いんですっていう方、通気性にトコトンこだわった鉢が欲しい方是非最後まで御覧ください。
結論、いいですよ!この鉢。
そもそもスリット鉢って?
簡単に言えば、従来の鉢と違い「底だけではなく側面にも切れ込み(スリット)が入った」植木鉢の事です。
側面にも切れ込み(スリット)を入れる都合上多くの鉢が「プラスチック製」で作られています。

例えば、有名なのだと
カネヤ産業産のスリット鉢
普通のタイプとロングがあり、ホームセンターなどでも簡単に手に入る。
少しこだわりたい方は、黒や有名YouTuber(園芸家?)とコラボしていたりしてバリエーションも豊富です。
カーメンくんコラボ
浅岡園芸さんコラボ?の透明タイプのスリット鉢
モスグリーンや黒に比べるとやや割高です。
他にもカクカクとしていて並べやすくて人気の「プレステラ」
アップルウェアさんの「根っこ強し」
など私の植物達もお世話になっている鉢達ばかりです。
スリット鉢のメリットは?
・比較的安価
・鉢の軽量化
・通気性、水はけが良く根腐れしにくい
・根っこのサークリングの防止
・土全体を有効活用できる
という事があげられますね。
よく分からない単語も多いかと思うので少しだけ解説すると、
そもそも素材がプラスチックなので「軽い・割れない・安価」な商品が多いです。
現状ではそこに、「透明で根っこが見える」とか「インテリアに馴染むデザイン(色)でオシャレ」とか付加価値で値段が上下します。(もちろん安い=悪かろうではありませんが)
安価であれば数揃えられるので植物もたくさん育てられます。
私自身もお気に入りの鉢を鉢カバーにして気軽に模様替えしながら園芸を楽しんでいます。
少し話題が逸れましたが、プラスチック製は軽いので水やりや植え替えの負担も減ります。
子供がいるご家庭ならば割れた鉢で怪我をする危険も少ないですね。
そして地面にベタ置きしていても側面にも通気できる切れ込み(スリット)が空いているので水がしっかり抜け空気の循環が起こり、根が呼吸しやすい環境が整いやすいです。
結果、根腐れが起こりにくい鉢と言えます。
サークリング現象…根っこが水を求めて鉢穴付近でぐるぐるとヘビのとぐろのように回ってしまうこと
上のサークリングは、何が悪いかというと毛細根が育たないんですよね。
根にも役割がそれぞれあり、
主根…窒素・水
側根…窒素・リン酸
毛細根…リン酸、カリ、微量要素
をそれぞれ吸収しています。詳しい話は是非リキダスの解説記事を御覧ください。
一般的な鉢でサークリングしているときの根っこは、水を吸収しやすい主根だけが延々と伸び続けてしまい、他の根が成長できず土の中の根がしっかりと張らない(充実しない)状態になっています。
そうするとリン酸やカリ、微量要素といった「植物の生育に必要な成分」が吸収できず健全に育たないということに繋がります。
そこでスリット鉢を使うと通気性が良いため根が空気に触れ「分岐が促進されたり」、根が光を嫌う性質を利用して「これ以上先には成長できない→他の根を伸ばさなくちゃ」と成長を促したり、あとは各社さん鉢の内側を覗くと凹凸があります。これに根がぶつかると方向転換する性質もあり結果として、サークリングが防止され、土全体にまんべんなく根が張るというわけです。

まんべんなく根が春ので「根鉢」ができます。
スリット鉢のデメリットは?
・鉢カバーなど使うと性能が落ちる
・屋外で育てる場合直置きNG
・水はけの良すぎる土と相性が悪い
・種類によっては、細かい用土が流失しやすい
こんな所でしょうか?
スリット鉢は単体で通気性も確保された鉢なので鉢カバーなどしてしまうと性能が十全に発揮できません。
ちなみに私はガンガン鉢カバーにいれて観葉植物を育成しています。
時々だして様子見たり、用土の工夫でもなんとかなるもんです。←
あとは不織布鉢カバーを使うのも手ですよ。
中に受け皿引いて水をしっかり切ってから入れるだけ!
数年そんな感じに育てていますが、生育の悪さは感じません。
時々カバーから出して通気を意識してあげるだけでも全然違うと思います。
次に直置きに関しての注意点としては、地面に直置きしてしまうと植物は、「まだ根が伸ばせる土があるじゃん!」と地面へ根を張ろうとします。
観葉植物ではありませんが、子供と育てていたトマトは見事庭と一体化して強風でもグラつかない大変強靭な根を張りました。(動かす時めっちゃしんどかった)
またアスファルトなど高温の場所にに直置きすると通気性の良さが裏目に出て鉢内が高温になり株が弱る可能性があります。
適度に地面から距離を取れる様に工夫が必要です。
例えば花台に置く、すのこや金属メッシュなど間にかませると通気性も保たれ、虫も侵入しづらく一石二鳥です。
あとは通気性が良いので水やり回数が増えて負担になる可能性もあります。ただそのへんは、市販品であればある程度の保水性はありますし、頻回に水やりをすることは人間は大変ですが、植物にとっては代謝が良くなるのでいいことです。
最後は、商品によりますが特にカネヤ産業の5号以上のスリット鉢では切れ込みが大きく土がしばらく流失し続けます。かなり大きめの資材使う方以外は、他商品の方が向いているかも知れません。
すごい根レビュー
そこで少しお高めでも「失敗しない」ためにおすすめなのが【すごい根】でございます。
文字通りすごい根っこが育つ、次世代のスリット鉢です。
むしろザル鉢やメッシュ鉢に近いと思っています。
まずは見て下さい。

穴開き度MAXですよ
もはや盆栽などで使われる手法の「ザル」で育てる文化とスリット鉢の融合です。

形も段々としており、鉢全体の通気性が良さそうです。

今回私が購入したものは、以前から使っているすごい根2.5号に加えて、3.5号、スクエア型ロングの3号と3.5号、そして丸鉢の5号になります。
近くの園芸店でも徐々にラインナップが増えてきてこれだけあればテーブルサイズから可愛らしい床置きの植物たちは植えられるのでは無いでしょうか。
ちなみに我が家は、植物大きくし過ぎないようにシンボルツリー以外は5号までに抑えるように決めています。(ホントはでっかくジャングルみたいにしたい)
見た目
どの鉢もそうですが内側が凸凹しています。
これはすごい根の特許である「ルートガイド」になるようで根がこの溝に沿って回らずにまっすぐに下方へ伸びていくそうです。
メーカーさんのお話の中では、この溝に沿って登ってくることもあるようで根張りに期待が出来ますね。
すごい根は通気性構造とサークリング防止構造の2つの特許を取っているそうです。

板金屋さんが見てもバリもなく技術力が高い商品だそう
こういうプラ鉢っで金型から外すときが難しくてバリが出やすいそう。すごい根はほぼ気にならないレベルで完成度高いです。

足もついており、段々に細かく空いた穴で通気性は保ちつつ、土も流失は少ない設計
丸鉢は鉢カバーとも相性いいし、使いやすいですよね。
スクエア型

左がロングで、右がスタンダードタイプです。
少しそこの形状も違いますね。
ロングタイプはこの様に

少し底が出っ張っていてたくさん土いれても通気性は良さそうです。

内側の凸凹はどのタイプもしっかりと入っています。
この溝にそって根が成長するのか、、、植え替えが楽しみです。

もちろんスクエア型も足つき

表面は少しマットな質感です。傷は少し目立つかも。
でもこれ単体でポンと置いてあってもカッコいいかもです。男の部屋って感じ(?)

収納
ほかのスリット鉢商品に比べてコンパクトにはなりにくいかも
これは特許構造のせいでもありそうですね。

1段分浮く感じ
ロング3号、3.5号+スタンダード2.5号、3.5号をスタッキングこれは比較的コンパクト

種類
正直これは販売店によって名前が違ったりとかなりカオス(´・ω・`)
小、中、大だったり、S・M・Lだったり、CP◯◯とか、◯号とかネットを見ていてもまだ定まっていない感じ、、、
私が分かる範囲で少し解説します。
種類は大きく5種類
スクエアショート(場所によりスタンダード)
スクエアロング
丸鉢
二重鉢
透明メッシュ鉢 があります。
まずはこれを軸に説明していきます。
スクエアショート(スタンダードタイプ)
いわゆる四角い普通鉢のタイプです。
サイズは現在出ているもので、
2号、2.5号、3.5号の3サイズです。

手前の2つが2.5号と3.5号
2号は、(小・CP64)で色は黒と白 容量は約0.2L
2.5号は、(中・CP74)で色は黒と白 容量は約0.3L
3.5号は、(大・CP105)で色は黒のみ 容量は約0.5L
5号は、(特大・CP156)で色は黒のみ 容量は約1.5L
どうやらCP◯◯のまる部分は基本的にそれぞれの外径が入るようですね。
ショートサイズの2号、2.5号のみ白い鉢も選べます。
スクエアロング
こちらはスクエアショートのロング版です。深鉢に分類されるタイプの鉢で直根性の植物に相性良さそうです。
サイズは、3号ロング、3.5号ロングの2サイズです。

後ろ左2つがスクエアロングです。
3号ロング(中・CP86)で色は黒のみ 容量は約0.5L
3.5号ロング(大・CP108)で色は黒のみ 容量は約0.9L
2サイズなのになぜ中・大?って感じですがショートとリンクさせたんでしょう、きっと。
丸鉢
こちらは、スクエアタイプの丸鉢バージョンです。

見た目はTHE・普通の鉢

見慣れた実家のような安心の丸い鉢
こちらのサイズ展開は、5サイズあり、
5号、5.5号、7号、8号、10号となっているそうです。
ちなみに私は、5号以上は園芸店などで見たことがありません。
10号はシンボルツリーのために欲しい。
5号(CPO147)で色は黒のみ、容量は約1.5L
5.5号(CPO170)で色は黒のみ、容量は約3L
7号は(CPO210)で色は黒のみ、容量は約6L
8号は(CPO250)で色は黒のみ、容量は10L
10号は(CPO300)で色は黒のみ、容量は18L
丸鉢は=CPOらしいですね。
ちなみに5号のみCPO147は内径でも高さでもありません。誤植かな?
内径140✕高さ137mmなんでなんとなく誤植っぽい気がします。笑
二重鉢
こちらは持っていないのでサイズや情報のみですが、
見た目はかなりダサいテカテカしていますね。
サイズは3展開となっています。
3.5号のCPS115は、色は黒のみで容量は約0.6L
4号のCPS125は、色は黒のみで容量は約約0.9L
5号はCPS150で、色は黒のみ、容量1.8L
CPS=二重鉢ですね。ふむむ、英語苦手で法則性が分からない。
個人の意見ではありますが、二重にしてしまったらこの鉢シリーズの通気性を阻害してしまわん?と思ってしまう商品です。何か活かせる方法があれば良いのですが、、、
透明(クリア)メッシュ鉢
これは新商品なのかな?
流行りのの透明鉢のメッシュシリーズです。
正直「透明」鉢は良いことばかりではありませんが、なにより根が見えるのはいいですよね。(根フェチ)
透明鉢真剣に考えてみた記事はこちらより
この商品も展開は3サイズです。
4号(小・CCP125)で容量は約0.6L
5号(中・CCP143)で容量は約1L
6号(大・CCP175)で容量は約2L
CCP=おそらくどっちかのCがクリアか!(名推理)
こちらの鉢の一番の特徴は、内側が凸っており内部通気構造となっていることです。
土の容量は少なくなるものの鉢内部まで通気性が確保されている印象です。
プレステラとの比較
ここでは似ている四角いスリット鉢「プレステラ」と容量比較してみました。

左から順にプレステラ90、すごい根スクエアロング中、プレステラ105、プレステラ120と思わせてまた105(今気づきました^^;)、すごい根スクエアロング大の順です。
サイズ感のイメージとして見てもらえればと思います。


すごい根ショート2.5号(中・CP74)は土の入る容量は約0.3Lで、プレステラ90とほぼ同じサイズ感です。プレステラ90も容量は約0.25〜0.3Lなのでほぼ同じと考えてもいいと思います。

すごい根のスクエアロング(中)は、プレステラ105の深鉢タイプとほぼ同容量です。すごい根約0.5、プレステラ105が約0.52Lです。
スクエアロングの大は、プレステラ120より大きくプレステラ150の間といった印象でしょうか?
サイズ感だけでも参考になると嬉しいです。
すごい根ショート・スクエアロング・丸鉢の使い方
使い方は至ってシンプル(植物を好きな用土で植えるだけ)ですが、注意点が1つだけ
・鉢底石は使わない
上から下まで同じ用土で満たして使用して下さい。
そうすることで根が用土全体にしっかりと根を張り、丈夫な株へなりやすいです。
通気性は大変良いので水やりはしっかり・たっぷりと行いましょう!
メーカーさん曰く鉢底石を使用すると土の性質が違うので根っこが育ちにくくなるんだとか、通気性・水はけは十分に確保されているので安心して好きな用土オンリーで植え付けしてください。とのことでした。
市販のおすすめ用土↓
アロイドMIX
実際の使用感
素直に素晴らしいのひとことにつきます。
少しイジケていたパンダガジュマル(ミクロカルパ・パンダ)も新芽を出して動き出したり、野菜の土に植えられたり、仕立て直されて散々いじめられたサンセベリア・シルバーニンファがいい色出してきたりして大満足です。

ちなみにパンダさんは右の鉢カバーに入れて育てています。

比較的すぐに脱走根がこんにちわしました。(鉢密閉未実施)

サンセベリアの方もいい感じ、仕立て直しの時にかなり根を整理しましたが下まで伸ばしてきていますね。

一番最新の葉はいい縞々になってるんですよ、たまりませんね。
この2つは植え替えする際には、また写真載せますね!
良い根鉢になっていることを期待して!!
まとめ
すごい根は、
通気構造とサークリング防止構造の2つの特許をとった「通気性と水はけ」がトコトンいい次世代のプラ鉢です。
・根腐れさせたくない大切な一鉢に!
・初心者で根腐れが怖い方!
・高くても良いもので植物を育てたい方!
そんな人達に寄り添ってくれる素晴らしい鉢です。
もしお手に取る機会があれば是非使ってみてくださいね。
みなさまも楽しい植生活を楽しんでくださいね!
今日も良い一日を! ばーい!



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